シ-ニックバイウェイ北海道体験レポ-ト
「支笏洞爺ニセコ」を走る 午前九時、札幌を出発。最初の目的地後志管 内京極町の国道276号「羊蹄山ビュ-ポイント 駐車場」。景色の良い駐車帯で、四ル-トに 七ヶ所あり、ここは眼前に羊蹄山が迫る。「草 刈など環境整備は地域住民が行っている」とい う。写真を撮っていた、東京からみえたご夫婦は 「景色を楽しみたくても註車帯がないと車を止め られないので、こういう場所はいいですね」と、 気に入ったようだ。
次に同管内ニセコ町里見の「しろくまカフェ」 (TEL0136・44・3368)へ。店主の梅本京子 さん(56)は、秋田県育ち。結婚後艪、札幌に住ん でいた。「風景の良い所で暮らしたい」と2003年 に夫婦で移住し、05年に開店した。黒大豆のお からを生地に練りこんだピザ、夏野菜のステ-キ、 アロニアのヨ-グルトのジェラ-ト・・・。地元の素 材に工夫を凝らす梅本さんは、「ドライブの合間に、 くつろいでもらえれば」とほほ笑んだ。
最後に壮瞥町滝之町の果樹園二十一園でつくる「そうべつくだも の村」(TEL0142・66・2333)を訪問。サクランボが収穫期の 終盤を迎えていた。「村長」で、阿野観光果樹園主の阿野裕紀緒 さん(52)は「旧大滝村や洞爺湖温泉などと連携が進み、観光客 に他の地域の情報を提供しあえるようになった」とシ-ニック効果 を挙げる。「道路は私たちの生命線」とも話し、園主らが道路清掃 を買って出ている。今、望んでいるのは、洞爺湖畔の景観を損ね る雑木の整理だ。札幌に戻ったのは午後六時すぎ。地域の魅力 を再確認できた1日だった。見どころの一部は、道の駅や全道の セイコ-マ-トで販売する、各ル-トのシ-ニックドライブマップ (300円)に掲載されている。「シ-ニックの活動が、一般に知ら れていないのも事実。まず地元から事業への共感者を増やすこと」 との思いを強くしたとのことです。
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