゛まるかん人゛プラトーク

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テン菜の残りかすを飼料化

2010-02-04 15:54:08 | 学問

丸紅と帯畜大 生菌剤を開発

100_7377 大手商社の丸紅(東京)と帯広畜産大は1月26日、テン菜の葉や茎(ビ-トトップ)など農産物の残りかすを家畜飼料に変える生菌剤を開発したと発表した。ビ-トトップはこれまで決まった利用法がなく、飼料の自給率向上や低コスト化に一役買うと期待されている。生菌剤は、植物の繊維などに有用な菌を加えたもの。今回開発された生菌剤は、パ-ム油を取り出した後のヤシの繊維に、乳酸菌や枯草菌、酵母などを混ぜ合わせ粉末にした。乳糖に必要なテン菜の根を収穫した残りのビ-トトップは、十勝管内だけで年間100万㌧近く発生。水分が多いため腐敗しやすく、飼料としての利用は困難だった。同大の試験では、生菌剤を加えたビ-トトップは、常温で10カ月保存しても腐敗しなかった。乾草と混ぜて羊に与えると、乾草だけの場合に比べ体内へのエネルギ-蓄積率が1割以上アップするなど、栄養価の面でも効果が確認された。生菌剤はビ-トトップのほか、稲わらや果汁の搾りかす、おからなどの飼料化にも効果が期待できる。丸紅は今春、生菌剤1㌔当たり200~300円程度で発売する予定。飼料会社や農業団体などに売り込み、3年以内に年間5億円の売り上げを目指す。同大大学院の高橋潤一教授は「ビ-トトップの収集体制が確立されれば、安価な飼料の提供が可能になり畜産品の生産コスト削減にもつながる」」という。

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