゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

恐ろしいC型肝炎ウイルス

2010-09-21 17:16:07 | 健康・病気

日本人がかかるガンの中で、胃ガン、肺ガンに次いで3番目に多いのが肝ガンい゛す。肝ガンの原因の8割は、C型ウイルスによって引き起こされるC型肝炎であることがわかっています。                            C型肝炎の感染原因の半数は、輸血や入れ墨、覚せい剤の注射であり、残りの半数が原因不明と言われてきました。母子感染が起こる割合は非常に低く、日常生活で他人に感染する心配はほとんどありません。しかし、裁判などの報道でも指摘されている、昔、予防接種の医療行為の際に、注射針や注射筒を連続使用していたことが、C型感染ウイルスの有力な感染源であると指摘されるようになりました(現在は、注射針や注射筒は使い捨てをすることになっています)。更に、「非加熱血液凝固因子製剤」の投与を受けた患者が、B型、C型肝炎ウイルスに感染している可能性が高いこともわかってきました。厚生労働省は、血友病以外の病気で非加熱血液凝固因子製剤の投与を受けた心当たりのある人たちに、肝炎ウイルスの検査を受けるよう呼び掛けていますが、該当する人はC型肝炎感染者の中のごく一部ですし、自分がC型肝炎に感染していることさえ気づいていない人もまだたくさんいます。            現在、C型肝炎の治療として最も有効とされているのが、インタ-フェロンです。インタ-フェロンはウイルスに感染したときに体内でも作られるタンパク質の一種ですが、C型肝炎では作られる量が不十分なので、薬として投与するのです。インタ-フェロンには、ウイルスの排除を助け、増殖を抑制する作用があります。しかし、インタ-フェロンの効果は100%確実ではありませんし、副作用もありますので、C型肝炎ウイルスの遺伝情報を利用して治療など、新たな治療法が研究されています。

コメント    この記事についてブログを書く
« 肝臓の解毒作用の限界 !? | トップ | 肝炎の犯人は複数 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

健康・病気」カテゴリの最新記事