人体に有害な物質を無害なものに変えて体外に排せつする解毒作用の機能
- アルコ-ルを飲むと胃腸で吸収され肝臓に入る。ここで、肝細胞の酵素によって酸化されアセトアルデヒドに変えられる。さらに酸化され、酢酸になる。最後には炭酸ガスと水に分解されて体内から出て行く。
- お酒に強い人はアルコ-ルを分解する酵素を肝臓の中にたくさん持っている人。
- 肝細胞の中の小胞体を包む袋。そこが有害な物質を分解するための酵素を作るリボゾ-ムです。そのリボゾ-ムで作られるP450という酵素。普通の酵素は解毒能力が1種類なのにP450はいろんな毒素を解毒する能力を持つ。
- 毒素の量(アルコ-ル飲酒量の増加)にP450も増加する。アルコ-ルに強くなる。飲酒量の増加→肝臓機能の疲弊。P450の増加は薬の効きを悪くし薬効の無力化が長期の服用を招く。
- 薬をアルコ-ルと一緒に飲むと、本来薬を解毒するはずがアルコ-ルに気を取られて薬の解毒ができなくなる。結果薬が聞きすぎたり副作用がより顕著になる。
- 肝臓機能の限界は人それぞれの生き方によりある日突然やってくる。一つの臓器の機能低下は他の臓器も疲弊している。ただ一番弱っている部位に現象が起こる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます