゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

ウンチクがんちく「パンの世界④」

2008-11-18 16:27:00 | うんちく・小ネタ

パン教室「カフェ・タブリエ」主宰 森本 まどか                                          酵母の働きで大きく膨張

100_1013パンはなぜ膨らむのでしょう?それは酵母の持                              つ不思議な力によるものなのです。パン生地の                             中で、酵母は粉に含まれる糖分をエサに、炭酸                             ガスとアルコ-ルを発生させながら増殖していき                             ます。この炭酸ガスは行き場を求め、生地をこねる時に取り込まれた                 無数の空気の穴、つまり「気泡」に、中身の空気を押し出す形でな                              がれこんでいきます。こうして気泡の内部のガス圧が高まり、パン                              生地はゆっくりと膨らんでいくのです。パンをスライスしてみてくださ                              い。たくさん空いている小さな穴が、気泡の跡です。パンの種類によ                            り、気泡の数や大きさが違います。あまりこねない水分の多いハ-ド                             系のパンだと、気泡は大きく数は少なめ。小さな気泡が多いのは菓                             子パンや食パンなどで、こねる回数が多く、きめが細かいです。発酵                            中のガスで十分大きくなった気泡は、オ-プンに入れて焼くと温度が                            上がりさらに内圧を高め、上へ上へとパン生地をふんわり膨らませま                             す。暖めた熱気球が空高く上昇するように、パンも復任でいくのです。                            うんと膨らますには、ガスを旺盛に出す活発な酵母と、ガスを逃さない                            薄くて丈夫なグルテン膜を持つ生地が必要になります。

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