゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

菜園(同伴植物)「岡田晟解説」

2007-09-20 12:33:00 | ガ-デニング

000_0439 最近、「コンパニオンプランツ」という言葉を聞                             きます。一緒に植えると良い効果がある「同伴                            植物」のことです。コンパニオンには、「気の合                            った友」といった意味があります。畜産・酪農                             では、イネ科とマメ科の牧草を混ぜてまくと草地の維持管理に良く、               飼料価値も高くなることが知られています。オ-チャ-ドグラスには                            レッドクロ-バ-が「コンパニオンクロップ(同伴作物)」と言われて                            います。菜園でも一種類だけを育てる単作より、Aと相性の良いB                             を混作すると、病気を防ぐなど効果のあることが広まってきました。                            まだ完成された農業技術とはいえませんが注目されている栽培法                            です。メロンの苗を購入すると、爪楊枝のような一年ネギが生えて                            いることがあります。「生産者が間違ってネギの種を落としたのか                            な」と思ったら大間違いで、これこそがコンパニオンプランツです。                             生産者の取り組みの中で、長ネギはメロンの土壌病害を防ぎ、                              生育を即す効果が分かってきました。カボチャ、キュウリ、スイカに                            も適用します。害虫を防ぐ効果があるとされる組み合わせは、イン                            ゲンにルッコラ、ニンジンにエダマメ、ダイコンにマリ-ゴ-ルド、                             キャベツにサルビアなどが知られています。一方、混作が良くない                            組み合わせは、イチゴにニラ、ダイコンに長ネギ、ニンジンにインゲ                            ンマメ、ナスにトウモロコシなど。植え方は、ニンジンとエダマメは                             うねを交互にします。キャベツやサルビアは一株おきに。ネギ類は                            ウリ類の根元に植えます。(おかだ・あきら=園芸研究家)

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