大阪の「創建」進出 建材など生産 元従業員を再雇用
[栗山]昨年3月に経営破綻した住宅メ-カ-道内大手の木の城た いせつ(空知管内栗山町)の本社跡地と工場に、一戸建て住宅・マ ンション販売の創建(大阪、吉村孝文社)が進出することが4日分か った。創建は6日にも新会社2社を設立し、5月の連休明けから本格 稼動する。設立するのは住宅設計販売の「きのしろ」と住宅建築の 「たいせつ」の2社。いずれも資本金は1500万円で、同町内に本社 を置く。両社の社長は、吉村氏が兼務する。木の城たいせつの元従 業員からの要請を受けて、創建が進出を決めた。創建は木の城たい せつの本社敷地のうち栗山町が購入した一部8㌶を活用。停止して いる工場を再稼動し、無落雪、長寿命住宅のノウハウを活用した住宅 建材などを生産し、道内外で高級木造注文住宅を年間120棟建築す る。また、木の城たいせつが販売した住宅1万9千戸のリフォ-ムも 手がける考え。新会社の従業員はきのしろが23人、たいせつが30人 で、いずれも木の城たいせつとそのグル-プ企業の元従業員を再雇 用する。創建は1983年の創業。阪神地区を中心に高級注文住宅、 マンションの建設販売を手がけ、東京などにも進出。資本金8千万円 で、2007年度の売り上高は約200億円。従業員は52人。
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