北海道は一つの美しい庭
「花新聞」は4月で創刊10周年。現在発売中の241号では、旭川・上野ファ-ムの上野砂由紀さんと、長崎出身のガ-デンデザイナ-石原和幸さんによる記念対談を掲載しています。英国留学後、実家でいち早くオ-プンガ-デンを始めた上野さん。英国の模倣にとどまらない北海道らしい庭づくりを提唱し、上川と十勝を結ぶ「北海道ガ-デン街道」など、地域に根差した取り組みを行っています。石原さんは国内外で数多くの庭を手掛け、英国「チェル-シ・フラワ-ショ-」のガ-デニングコンテストでは金賞を3回も受賞しました。対談のテ-マはガ-デニングの本場・英国と北海道の庭。二人は、英国で感銘を受けた庭を守る伝統や人々の意識の高さについて触れ、緑と接することの大切さについて熱く語ってくれました。また上野さんは、各地域の特性を生かした「ご当地ガ-デン」づくりを薦め、それを受けた石原さんは、恵まれた自然環境を生かし、北海道を一つの庭と考え盛り上げていこうと提言しています。部屋に植物を飾り、庭を手入れし、公園や野山を散策・・・。北海道を美しい庭にするために、まずは緑のある暮らしを楽しむことから始めませんか。(花新聞ほっかいどう)
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