゛まるかん人゛プラトーク

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生きるしくみ<しゃっくりの謎>

2008-08-01 15:30:00 | 健康・病気

胎児期の反射の名残?=當瀬規嗣解説

飲み物や食べ物にむせたりすると、しゃっくりが始まりることがありま                            す。しゃっくりは、話していようと、息をしていようと出ますので、苦し                            くてわずらわしいものです。そこで、人はしゃっくりを止めようとします。                          水を飲んだり、逆立ちしたり、大変ですよね。よく止まるといわれてい                           る方法は、両手で舌の根元をつまなで前に引っ張る方法だそうです。                          私は、コップいっぱに満たした水を、コップいっぱいに満たした水を、                           コップの手前ではなく向こう側に口をつけて飲む方法で、ほぼ成功し                           ています。いずれにしても、しゃっくりは、呼吸を受け持つ横隔膜が瞬                           間的に収縮することで起ります。まあ、一種のけいれんのような感じ                           なのですが・・・。といっても横隔膜がプルプル震えてるわけではあり                           ません。そして、横隔膜が収縮して、息を吸い込む瞬間に声門が閉じ                          ることが同時に起らなければなりません。一連の動きが自動的に起                           るので、“しゃっくり反射”と呼ばれます。反射には、それを制御する部                          分が中枢神経に必ず存在します。しゃっくりの場合は延髄の呼吸中                           枢の近くと推定されています。最近の学説では、退治がしきりにしゃ                           っくりすることから、この時期に必要だった反射が、生まれた後も残っ                          たものであるとされています。退治のノドに入ったごみを取り除くため                           というのですが、しゃっくりは息を吸い込む動作でわざわざ声門を閉じ                          るので、ごみを取り除くという説明には合点がいきません。人の体は                           謎だらけですね。(とうせ・のりつぐ=札医大医学部長)

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