黒野伸一 著 「限界集落株式会社」を読みました。
起業のためにIT企業を辞めた多岐川優が、人生の休息で訪れた故郷は、限界集落と言われる過疎・高齢化のため社会的な共同生活の維持が困難な土地だった。
優は、村の人たちと交流するうちに、集落の農業経営を担うことになる。
現代の農業や地方集落が抱える様々な課題、抵抗勢力と格闘し、限界集落を再生しようとするのだが……。
65歳以上が地域の半数を超えると“限界集落”と呼ばれるそうです。
そんな限界集落で東京からやって来た若い銀行マンが村を救うために村おこしに取り組む話です。
田舎が抱えている「過疎」「少子化」「農業」などの社会的な問題を真っ向から扱いながらも、小説としては楽しく軽いタッチで描かれています。
この作品の前に読んだ三浦 しをんの「神去なあなあ日常」に比べて現実味もエンターテイメント性も多少落ちますが、そこそこ最後まで面白く読めました。
この小説の満足度:☆☆☆☆