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貴志 祐介/悪の教典

2012年10月10日 | 小説

貴志 祐介 著 「悪の教典を読みました。

 

晨光学院町田高校の英語教師、蓮実聖司はルックスの良さと爽やかな弁舌で、生徒はもちろん、同僚やPTAをも虜にしていた。

しかし彼は、邪魔者は躊躇いなく排除する共感性欠如の殺人鬼だった。

蓮実聖司は問題解決のために裏で巧妙な細工と犯罪を重ねていた。

三人の生徒が蓮実の真の貌に気づくが時すでに遅く、学園祭の準備に集まったクラスを襲う、血塗られた恐怖の一夜。

蓮実による狂気の殺戮が始まった!


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”こりゃ~、かなり面白そうだ!” と云う事で読み始めました。


学園もののサスペンスホラーです。

ストーリー自体は単純で、スピード感があり、あっという間に読了しました。

しかし、一気に読めても、残念ながら後には何も余韻が残らなかった・・・。

しかも読後感がすこぶる悪い・・・。

そりゃあそうだ! ただサイコ教師が次々に生徒を殺してゆくだけだもの・・・。

こんな作品が映画化されるとはねぇ~。

一見「バトル・ロワイアル」風だけど、殺し合いのストーリーならば、あっちの方がまだましだった・・・。


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