上橋菜穂子 著 「鹿の王 (上)・(下)」を読みました。
2015年度の本屋大賞受賞作品を遅まきならが読んでみました。
架空の国の架空の時代の話です。
民族と民族、王国と王国の駆け引きや陰謀・・・
生命の神秘、家族の絆・・・
医療、共生・・・
さまざまなテーマが複雑に絡み合うファンタジー。
前半は民族や登場人物の多さに混乱しましたが、
後半にはそれらが次々と繋がっていって、骨太でスリリングな物語にのめり込みました。
さすがは本屋大賞! なかなか、面白かった!!
この作者の作品は初めて読みましたが、これからは他の作品も読んでみようと思います。
この小説の満足度:☆☆☆☆
7泊8日のヨーロッパ旅行。
イタリア~モナコ~南フランス~スペインと地中海沿岸の観光旅行は見所満載でした。
惜しむらくは、サッカーの本場へ行ったにも関わらずサッカー観戦どころかサッカースタジアムにも行けなかった事です。
一般のツアーでは、そこまで自由行動をする時間がありませんでした。
さすがにサッカーの本場らしく街中のあちらこちらでサッカーショップを見かけました。
現地ガイドさん曰く、小さなサッカーショップで売られている殆どはコピー商品だそうです。
サッカー用品を買うならばやはりクラブやメーカーの公式ショップに限るとの事。
そして、いよいよヨーロッパとさよならする日が来ました。
早朝の薄暗い中、ホテルを後にしてバルセロナ空港へとやってきました。
人影もまばらです・・・
出国の手続きを済ませて搭乗口へと進みます
飛行機の搭乗まで時間がある為、空港内をうろうろすると・・・
なんと!ありました!
FCバルセロナのナイキ公式ショップです!
早速、店内へと入ります。
壁にはユニフォームがずらり!
メッシやネイマールのも!!
こんなにユニフォームの色があるんだ~!
かっこ良すぎです!!
こうして最後の最後にFCバルセロナの公式ショップにも立ち寄る事が出来ました!
バルセロナの市内観光を終えて日も暮れてきました。
今回のヨーロッパ旅行も今晩が最後です。
最後の夜。 情熱の国スペインに来たら、やっぱりこれを観なくちゃ~!
と云う事で、フラメンコショーを観賞する事にしました。
ショーが始まる前にまずは夕食を取ります。
ずらりと並んだスペイン料理。
バイキング形式で全ての料理が食べ放題です!
しかも、お酒も飲み放題!!
ありがたや~!!
こうしてスペイン料理を頂いた後は、いよいよフラメンコショーの舞台へ移動します!
基本的にショーの間は撮影禁止ですが、最後の10分間だけは撮影が許可されました。
間近で見るフラメンコ!
情熱の踊りに相応しい華麗なステップと歌声に圧倒されました!
こうしてバルセロナ最後の夜も終わり・・・。
翌朝早朝に一路日本へ帰国の途に着きました。
眼下に見えるのはヒマラヤ山脈!
7泊8日のヨーロッパ旅行。
あっと言う間でしたが、こうして振り返ってみると中身は濃かったです。
レストラン「EL NACIONAL」で昼食を済ませて午後からは市内観光へと出かけました。
まずは徒歩でカタルーニャ広場へと向かいました。
カタルーニャ広場の周辺にはデパート、ホテル、銀行などが立ち並び、バルセロナの都市機能の中心地となっています。
広場にある売店でバルセロナ市内を周遊している観光バスの1日乗車券を購入します。
早速、2階建てバスに乗り込み市内観光へと出かけました。
この市内観光バスは1枚のチケットで市内3つのルート、44箇所の停留所が全て乗り降り自由となっています。
3つのルートはバスの色がそれぞれレッド、ブルー、グリーンに塗られていて一目で判るようになっています。
おまけに車内ではイヤホンで日本語の観光案内まで流してくれます。
これは便利です!
市内を抜けてバルセロナの美しいビーチエリアを眺めながらバスは走ります。
ここはバルセロナオリンピックの時はヨット競技の会場になったそうです。
そして、こちらの楕円形の建物は2005年に完成したAGBAR TORRE(アグバール・タワー)です。
この建物は日本では電通本社ビルなどを手がけるなど世界的に活躍している、フランス人建築家、ジャン・ヌーベル氏による作品。
バルセロナの水道会社の本社ビルとして建てられたそうです。
アグバール・タワーは全体がガラスで覆われていて、そのガラスの枚数はなんと5619枚!
週末にはライトアップもされてバルセロナの新しいランドマークとなっています。
しかし、その一方で奇抜な外観から地元の人たちからは”座薬”と呼ばれているのだとか・・・。
こちらは闘牛場です。
現在は闘牛は行われていないそうです。
そして、バルセロナにもありました。 凱旋門です!
こうして夕方まで市内観光を楽しんだのでした。
バルセロナでの午前中の観光を終えて午後からは自由時間です。
時刻は丁度お昼時、お腹が空いて来ました。
スペインで観光客でも気軽に食事が出来るお店と云えばバルが有名です。
しかし、まったく知らない店に入るのは勇気が要りますね~。
そこで午前中市内観光案内をしてくれた現地ガイドさんに何処かお勧めの店はないかと聞いてみたところ、教えてくれたのがこちらのお店です。
バルセロナのメイン通り、いつものブランドショップが建ち並ぶグラシア通りにある大規模フードコート「EL NACIONAL」です。
フードコート内にはBARRA(バラ)と呼ばれるカウンター式の4つのカフェ、バル、そして4つのレストランと合計8のブースがあります。
BARRAにはビール(CERVEZAS)、ワイン(VINOS)、カクテル(COCTELES)、そして生ガキ(OSTRAS)、レストランとしてはお肉料理(LA BRASERIA)、タパス(LA TAPERIA)、シーフード料理(LA LLOTTJA)、軽食(LA PARADETA)とテーマごとにわかれています。
レストランでは新鮮な素材を生かしたスペイン料理が楽しめます。
カクテルバーなんかもあります。
こちらは洗面所です。
壁には店内のデザイン画が飾られてれていました。
なかなか洒落ています。
さて、食事です!
まずは当然のようにビールとワインを注文!
ビールがジャムの空き瓶のような入れ物で出てきました。
こちらのお店ではカウンターに予め料理してある一品料理から自由に選ぶ事ができました。
メニューを見てもチンプンカンプンなので、指を指すだけで注文できるのは有り難い!
生ハムもオーダー!
日本人にとってのスペイン料理と言えばコレですね~! アヒージョです。
エビがプリプリです!
もちろん、パエリヤもあります。
イカ墨のパエリヤにも挑戦。
どの料理もビールとワインに合っていて、旨ぁーーーーーい!!
お店の雰囲気、料理、お酒、コスト、全て最高のお店でした!
サクラダファミリアを後にして同じくガウディの設計したカサ・ミラとカサ・バトリョを見学に向かいました。
まずは、グラシア通りにあるカサ・ミラです。
ガウディが54歳の時に設計したというこの建物は実業家のペレ・ミラとその妻ルゼー・セギモンの邸宅として建設されました。
直線部分をまったくもたない外観。 波打つ曲線は地中海をイメージしているそうです。
1984年に世界遺産に登録されました。
因みにこの建物の前の舗道に貼られてあるタイル。 六角形を組み合わせた渦巻き模様のデザインもガウディの作品だそうです。
続いて、こちらのカサ・バトリョは、1877年に建設された建物です。
大繊維業者ジュゼップ・バッリョ・イ・カザノバスの依頼を受け、1904年から1906年にかけて、ガウディはこの邸宅の改築を行いました。
そのカサ・バトリョに隣接する建築物は1898年~1900年に建てられたチョコレート職人アントニ・アマトリェーの豪邸です。
反対側の玄関、「栄光のファザード」へとやって来ました。
こちら側は現在工事中です。
地下階は博物館と工房になっていました。
スケッチや模型などが展示されています。
これまでの写真も!
こちらは工房です。実際に作業されている様子が見る事が出来ます。
再び「栄光のファザード」に戻りました。
サクラダファミリアを後にして、次なる観光名所へ向かいます。
建物の中へ入りました。
壁のステンドグラスと天窓から溢れんばかりの光が降り注ぎます!
その美しさに言葉を失いました!
こいつは凄ぇ~や!!
何時まで見ていても飽きません!
余りの見事さに見惚れていたら、他の人たちと逸れて迷子になりそうになりました!
慌てて「生誕のファサード」の反対側にある「栄光のファサード」へと向かいました。
カタルーニャ音楽堂を見学した後は市内をバスで移動して
いよいよ、サクラダファミリアへ!
バルセロナの象徴にして、建築家アントニ・ガウディの代表作サグラダファミリア。
スペインで最も観光客を集めるモニュメントです。
サグラダファミリアの高さはバルセロナ近郊で最も高い山を決して超えないように設計されていまるそうです。その高さは170メートルです。
「生誕のファサード」側にある池から撮ったサグラダ・ファミリア。
夜景もここからベストショットが撮れると人気の場所です。
「生誕のファサード」に近づいてきました。
その迫力に圧倒されます‼
「生誕のファサード」。建物の入り口です。
近くで見るとその装飾の細かさに驚かされます。
葉っぱの中にも小さな動物がいます!
凄いな~!
建物の中へと入ります。
中は外観以上にもっと凄かった!
世界屈指の観光都市で毎年多くの観光客が訪れるバルセロナ。
泊まったHOTLEはFRONT MARITIM(フロント マリティム )です。
中心地からすこし離れていますがホテルの目の前はビーチです。
朝食後に海岸へ散歩に出かけました。
地中海の朝日が素晴らしい~!
その後はバルセロナの市内観光へと出かけました。
バルセロナと云えばサグラダファミリアが特に有名ですが、その前に訪れたのはカタルーニャ音楽堂です。
バルセロナのゴシック地区にある世界遺産『カタルーニャ音楽堂』は、繊細優美な装飾美が見事です。
この音楽堂の設計者は、モデルニスモを代表する建築家の一人、ドメネク・イ・モンタネール。
当時ガウディ以上に名声を誇った人物で、この音楽堂は、20世紀初頭モデルニスモ芸術様式の最高傑作と言われています。
1997年に世界遺産に登録されました。