ばぶちの仕事しながら司法試験を突破し弁護士になりました

仕事をしながら司法試験に合格したばぶち(babuchi)の試験勉強記録+その後です。

平成21年度論文試験の失敗

2009年08月11日 18時55分08秒 | 論文
今年の論文試験は全科目にポカがあります。

書き出してみます。


憲法二問目
絶対的免責の抜けと国家賠償の違法性の規範は分からず、名誉侵害と表現の自由の規範を使用


民法二問目
Cが無資力なら分割債務としてD、Eに請求
遺産分割の解除も請求可能
Fを解除前の第三者として保護


商法一問目
小問一は事業譲受の手続きを書き有利発行は簡単に流した
小問二は譲渡譲受の株主総会決議がいらない場合を記述したのみ


商法二問目
瑕疵は条文のみ書いて、通知したらよいとしか書かなく、瑕疵のあてはめ無し
手形の小問三は二重無権のみを書いた


刑法一問目
乙を第一暴行、第二暴行にして、第一暴行を正当防衛にしながら、傷害致死を成立


刑法二問目
甲と乙を単純に詐欺罪の共同正犯

民訴法二問目
証拠共通からZへの請求棄却
YZを共同被告として可能とした


刑訴法二問目
毒樹の果実を希釈、派生を書かず、違法性を帯び排除するのが相当しか書いていない。
反復自白は第一取調べの違法性を遮断できるならOKを書いたが、第一取調べを任意性説で書いたのに第二取調べについて任意性について触れていない。
まるで自白法則を違法排除説のように書いたと思う。
伝聞は一切なし。

地震

2009年08月11日 08時52分33秒 | 民法
今日の朝は日曜に続いて大きな地震でした。

日曜のは揺れが大きくて食器棚が倒れるかと思いましたが、今朝のはそれほどでもありませんでした。

今の仕事は祝日は全てなく、週休二日が確保されているだけなので、休日に勉強に全力投球しています。
来年で最後ですから悔いのないように。
今年のようなポカはなくせるように。

最近新たな本を色々買ってます。

伊藤眞の民訴法

論文基本問題120選
民法、商法、刑訴法

伊藤真の判例シリーズ
憲法、民法、刑訴法


論文基本問題はいい感じです。
答練と同じように時間を計りながら答案構成やってます。

基本問題が多いですが、たまに知らない事も出ますので、考えて書いてます。
択一的な知識も理由付けが難しいです。


共同抵当の片方が物上保証人の場合にその目的物に第二抵当権の設定を受けた者が物上保証人の求償権を取得することとか。
論文で書くのは難しいです。

水利権とかは思い付きませんでした。


たまに不思議な解答の流れがありますが、全体的にいいと思います。
今まではスタ100を重点的にしてましたが、120選全科目揃えようか迷ってます。