先週の日曜日。
天気が良ければスキーにでもと思っていたのですが、あいにくの雨。
で、加賀山昭の会富山公演を観に行ってきました。
もともと民謡の道へ入った最初の会が加賀山会の先生のところでしたので、昔の恋人にでも会いに行くような感覚です。
今から23年前、35歳の時に加賀山昭連合会に入って、約10年間お世話になっておりました。
芸名もいただいておりましたが、当時の私の師匠が諸般の理由で加賀山会を離脱されたために、私もそのまま一緒に自然消滅となってしまったのでした。
ところが数年前に小松民謡まつりでばったり加賀山昭家元とお会いして、それからたまたま電話がかかってきたりするようになったのです。
一昨年には能登麦屋節全国大会の尺八固定伴奏の助っ人に招集されたり・・・。
今年は6月の加賀山昭珠洲公演の尺八の手伝いに動員されまして、現在その尺八譜の採譜に頭を悩ませている真っ最中なのでした。
さて、加賀山昭の会富山公演は、毎年富山県民会館で催されていたのですが、現在県民会館が耐震基準を満たすための工事で閉館中なので、今年は富山能楽堂での開催でした。
それも入場無料なんて、信じられません・・・
他の民謡会の発表会を見に行くのは大変勉強になります。
今回もしっかり勉強させていただきました。
終演後加賀山家元とロビーでばったりお会いして、私の顔を見るなりまたひとつお願いがあるのだとか・・・
狙い澄ましたように数少ない、予定の入ってない日曜日がまたひとつ埋まってしまいました。
4月から7月頃まで日曜日は丸つぶれの様相です。
ま、何事も勉強、せっかくお声をかけていただいたので精一杯頑張ります。
というわけで、まったりと民謡に浸った日曜日でした。