9月1日(月曜日)と3日(火曜日)は、長岡すみ子先生のお伴で県主催の「米寿のつどい」というイベントに笛・尺八で出演してきました。
1日は富山テクノホールに、県東部の今年米寿になるお年寄りと家族や付き添いの方を含めて約1200名の方が集まられました。
3日は高岡テクノドームに、県西部の方が同じく約1200名集まられました。
今年米寿を迎えられる方は、大正15年4月から昭和2年3月までに生まれた方だそうです。
青春期に戦争を体験されて苦労をされた方々ですが、最近過労でヘロヘロになっている私よりも元気な方がたくさんいらっしゃいました(笑)
ウチの母は大正14年生まれだったので、生きていれば89歳だったんだと、ふと思ったり。
長岡すみ子先生のお仕事は今回がはじめてです。
三味線は一川明宏先生、胡弓は蔵本由美子さんと、偉い先生方に囲まれてちょっと緊張の2日間でした。
唄・囃子には中村澪、中村優の姉妹で、豪華メンバーです。
もともと加賀山会時代から長岡先生、一川先生のご両人はよく存じておりますが、当時は雲の上の人のような存在でしたので、めったに話もしたこともなく、こういう形でご一緒できるなんて想像も出来ませんでした。
こんな私にお声を掛けていただきほんとうにありがたいことです。
一川先生とは長い待ち時間の間、いろんな興味深い話をさせていただきました。
見習わなくては、と思ったのが予備の三味線を持ってきておられたこと。
本番前に皮がパンクしたことがあるそうで、何があるかわからないから持ってきておられるそうです。
今度から一人でイベントに行くときには私も予備の三味線を持って行くことにしようと思いました。
富山テクノホールの会場
高岡テクノドームの会場
プログラムは以下の通り。
・帆柱起し祝い唄・・・笛
・十三の砂山~津軽山唄入り
・麦屋節
・ソーラン節~真室川音頭~花笠音頭メドレー
・山中節~山中鉄砲獅子踊り唄
・越中おわら節・・・私は休み
・南部俵積み唄
今年はどうしたことか、加賀山昭先生はじめ、その昔雲の上の存在だった方々とご一緒する機会が多くて、特別な年になりそうです。
頑張らなくては・・・