6月20日(日曜日)
藤本わかば会さんの、「民謡ゆかたざらい」の総合リハーサルでした。
本番は27日(日曜日)、南砺市の福野文化創造センター・ヘリオスで開催されますので、お暇な方は是非お越しください。
こちらの藤本流の三味線は技術レベルが高くて、毎回感動します。
コロナ禍で民謡エッセンスの不足している方は是非どうぞ。
さてこの一年半、コロナ禍のため、民謡イベントがほとんど開催されなくて、すべて中止か延期になっていましたので、今回久しぶりの民謡イベントです。
藤本わかば会さんの「ゆかたざらい」も、去年は中止でしたが、今年はなんとか感染対策を万全にして開催できるようで2年ぶりということになります。
米谷威和久師匠の後を継いで、藤本わかば会さんの「ゆかたざらい」に尺八で出演するようになって、10年ほど経ちました。
最初の頃は、全曲の半分弱を吹いていましたが、毎年少しずつ増えてきて今回は前40曲中25曲の尺八を担当することになりました。
毎回知らない曲が回ってきて、その都度音源と三味線譜を頼りに尺八譜を書くのですが、今年は計9曲分の尺八譜を書きました。
こちらの会では新民謡とか演歌系のものも多くて、どうしても尺八譜を書かなくてはならないのです。
せっかくたくさん新しい尺八譜を書いても後継者がいなくて、きっと私がいなくなったらすべて紙くずになってしまうのかもしれません。
さて、いずれの会も本番よりリハーサルの方が大変なのです。
やり直しがあったり、唄い手さんや踊りの皆さんの都合で、曲順もバラバラになるので、尺八吹きはいろいろと大変なのです。
久しぶりに一日全力で尺八を吹いたので、さすがに疲れました。
ちょっと不安があった曲をもう少し練習して来週の本番に備えようと思います。