5月9日(日曜日)
黒部市の東山水辺公園へ移動してきました。
以前にも2度ほど行ったことがある公園で、とにかく広くてあまり人が来ないという、無線の移動運用をやるにはもってこいの場所なのです。
今回はいつもの移動運用にもう一つ別のミッションがありまして。
実はカザフスタンの某局が、富山県の市は黒部市が最後に残っているので、なんとかゲットしたいという事らしく、KCJの副会長さん経由でスケジュールの依頼が来たのでした。
午後の時間帯で18MHzCWでという話でしたので、いつもの装備に加えて、ふみたてくん、伸縮ポール、RADIXのダイポール、ツェップ型のワイヤー等々を準備しました。
午前中は雨だというので、お昼頃に現地到着すれば良いだろうと思っていたら、朝から雨は降らなくて、黄砂がひどいものの良い天気で、もう少し早く出発すれば良かったと反省。
途中コンビニで昼食を用意して、お昼前に現地到着。
やはり、広い駐車場に車は2台だけでした。
18MHzはRADIXの予定でしたが、とんでもない強風が吹いているので、急遽予定変更。
伸縮ポールに10MHzツェップと、18MHzツェップをつけて、生け垣に固定します。
カザフの局とのスケジュールは15時からなので、それまで7MHzと10MHzで黒部市のサービスをします。
が、この日はいまいちコンディションが良くなくて、ローカルスキップして6エリア、8エリアしか呼ばれません、、それも忘れた頃に呼ばれるだけで、、、。
結局スケジュールの15時までの約3時間で、20局もいきませんでした。
ただただCQの素振りの連続でした。
さて、15時~16時の1時間の間、事前に取り決めた周波数でCQ呼び出しをするから、という約束だったので、10分前からCQを送出します。
近くの周波数ではロシア局の弱い信号が確認出来ましたが、なかなかコールバックがありません。
もしかしてかの周波数にQRMがあるかもと、30分過ぎた時点から500Hzずらして
CQを送出しましたが、結局コールバック無し。
まぁ、あくまでもアマチュア無線なのでその日その日のコンディションが違って、FBな日もあれば、BFな日もあるので、仕方ありません。
繋がるのが当たり前のネット環境に慣れた人には、この感覚はわからないでしょうね。
一応、メモリーキーヤーにしっかりと働いていただきましたが、1時間10分の間CQの素振りでした。
こんな日もあります、それがアマチュア無線です。
さすがに12時から4時間ほど50wで運用していたので、スケジュールの終わり頃にはバッテリーが心許なくなってきました。
2セット目のバッテリーに替えて、後半戦に備えます。
18MHzのツェップはこれにて終了なので、7MHzのツェップに張り替えました。
伸縮ポールの左が10MHzツェップ、右側を18MHzから7MHzに替えました。
とりあえず10MHzCWからスタート。
カザフ局とのスケジュールの間にコンディションはかなり復活してきているようです。
ようやくログが進み始めました。
「1ST JCC TNX」と打ってこられた方がいらっしゃいまして、カザフの局とは交信できなかったけど、1ST黒部市に貢献できたので救われたような気がしました。
しばらくして7MHzへQSY。
7MHzツェップはフルサイズなので、気持ちよく電波が飛んでいきます。
16時~17時台の遅い時間でしたが、たくさんの方からコールされて、ようやく調子が出てきました。
ところがこの頃から、静かだった公園の駐車場に大型バイクが数台来て、広い駐車場をぐるぐる走り回ってジムカーナもどきのことを始めました。
文句を言おうにも向こうは厳ついあんちゃんが数人、変に文句を言えば逆にやり返されること必至なので、見て見ぬふりをしていましたが、困った物です。
走りたいのなら、サーキットへ行ってやれば良いのに、公園でそろそろと走る奴らにはそんな根性もないのでしょう。
騒音と排気ガスのにおいに閉口しながらも、18時過ぎまで運用してなんとか100交信超えました。
せっかくフル装備で遠征してきたのに、2~30交信では悲しいので、、、
18時を回ってしばらくしてようやくコールが途切れたので、日が暮れる前に急いで撤収。
夕日に向かって帰路につきました。
黒部市は来年だったか新しい道の駅がオープンします。
道の駅オープンに合わせてまた移動運用することにします。