三味三昧 笛三昧

津軽三味線奏者、笛・尺八奏者、たまに胡弓奏者、なぜかアマ無線家
音楽好き趣味三昧人間「くまりん」のお気楽日記です

平日イベントその2

2011年12月16日 03時05分34秒 | 民謡・尺八・笛

昨日は今週の平日ボランティアの第2弾。
第1弾から数キロ離れた砺波市の某ディサービスセンターの「年忘れ会」に行ってきました。

メニューは次の通り。

・おてもやん・・・笛
・真室川音頭・・・笛
・伊勢音頭・・・笛
・武田節・・・尺八
・津軽三味線独奏
・安里屋ユンタ・・・笛
・黒田節・・・尺八
・帆柱起し祝い唄・・・笛
・花笠音頭・・・笛
・九州炭坑節・・・笛

笛が7曲、尺八2曲、そして津軽三味線の独奏が1曲、計10曲でした。
なるべく賑やかなようにと、笛ばかり吹いてました。

さて、今回も三味線の調弦に問題勃発。
黒田節が2尺(4本)で、そのまま帆柱起し祝い唄の1尺7寸(7本)にステージ上で調弦したのですが、糸巻きで巻き上げただけでは当然200%音が下がります。
加えて次の帆柱起し祝い唄はジャカジャカ弾く曲なので、音が下がる度合いも大きいのです。
そんなことぐらい私よりもはるかにキャリアの長いベテランの三味線弾きなら百も千も万も承知とは思いますが、何の対策もしないまま曲がスタート。
当然だんだん音が下がっていって、1尺7寸でスタートした帆柱起し祝い唄は、曲が終わる頃には笛のメリ吹きでは対応不可能なほどまでに下がってました。半音以上下がっていたと思われます。

ところが、人の苦労も知らないで、次のアンコールの花笠音頭も1尺7寸で同じだからと言うことで、調弦を直すことも無く、そのまま弾こうとするではあーりませんか。
さすがに言わせていただきましたよ。
「音が笛で追いつけないほどかなり下がってます、2尺から1尺7寸に上げるときは、糸をしごかないとだめですよ・・・」ってね。
でも全然ピンと来ていないようで、結局苦言を呈した私が嫌な思いをしただけだったようです。

実はこの「年忘れ会」が今年最後のイベントだったのですが、どうも最後の最後に嫌な思いをして終わってしまって、かなり落ち込んでいます。
私が知らん顔をして平然と吹いて、黙っていれば良かったのかもしれません・・・

かくして忙しかった今年のイベントはほぼ終了。
あとはリハーサルとか、ミーティング、忘年会がいくつかあるだけです。
本業も年末に向けてラストスパートです。
あと2週間頑張らなくては。
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4 コメント

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最後のイベント (オネータン)
2011-12-16 11:23:19
お疲れ様でした。調弦が半音も下がっての演奏 さぞかし気持ちの悪い曲になってしまった事でしょうね。一曲終わる毎に 必ず私達も調弦し直します。それでも狂ってきますものね。せっかく くまりんさんが助言されたのに 気にしないなんて 悪いけど くまりんさんのレベルとは かなり違うのでは?と思います。 お客様にも申し訳ないですよね。
風邪の方も 悪化しないように お大事にして下さいね。
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♪オネータン (くまりん)
2011-12-17 01:37:29
半音ぐらいまでは何とか追っかけることができますので、聞いている分には特に気持ち悪いことは無かったと思います。
メリ吹きのために笛の音量はだんだん小さくなってしまいましたが・・・。

キャリアは三味線の方々の方がはるかに長いようですが、取り組む姿勢の問題でしょうね。
今度「三味線の調弦に関する一考察」をプリントアウトして、プレゼントしたいと思います。

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お疲れ様でした (みき)
2011-12-19 11:18:47
困った共演者ですね。
正論を述べると席に
戻れない。悔しいですよねぇ。
お疲れ様でした。
    日々笑進 みき
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♪みきさん (くまりん)
2011-12-19 23:50:00
いろんな人がいて、いろいろありますねぇ。
我慢していてもストレスが溜まるし、
思い切って言ってしまうと後味が悪いし。
細かいことで落ち込むことがあるんです・・・
損な性格です。


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