黄昏が近づくとフクロウは飛び立つ準備を始めます。暗闇で木に激突。最近は夜目、遠目が効かなくなって来ました。
黄昏れたフクロウ
映画、再会の街で
9.11で妻と娘三人を失ったチャーリー。生きる目的を失い、心を閉ざしてしまった彼を、大学時代のルームメート、アランが力になってやる。それはアラン自身の問題を解決することにもなる。
チャーリーをアダム・サンドラーが演じている。コメディアン出身なのだが「もしも昨日が選べたら」しか見たことがないので、シリアスな「再会の街で」であったが特に違和感はなかったし、上手に演技していたと思う。
ただこの映画の評価としては「少し物足りなかった」になる。たとえば妻と娘三人を失ったのが9.11ではなく単なる自動車事故であったとしても良いはずであるが、それでは成立しないほどストーリの練りが不足している。
勿論、頭のよさそうな若い検事に対する裁判官のシーン等、こまかいエピソードには良く出来ているものもある。しかしサフロン・バローズ演じるドナは唐突であり、必然性のない役作りになっている。キーパーソンの一人なのにもう少しどうにかならなかったのかと思う。
非常に繊細なテーマを扱い、秀作に仕上がる可能性のあったのだが残念な出来であった。救いはニューヨークの風景、特に夜景がきれいに撮れている。それにしてもアダム・サンドラーにはおばか映画に戻ってきてもらいたいものだ、、、、
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