今週の最大のハイライトは、やはりメジャーリーグのオールスター戦だろう。私たちは、息子の試合で見れず、録画しておいた映像を見た。
試合前のセレモニーで、各ポジションごとに、オールスターとして選ばれた現在活躍する選手たちと過去のメジャーリーグをささえてきて、野球殿堂入りした名選手たちとのがっちりと握手するシーンが感動的だった。中には、新旧お互いの出会いに、思い切り抱きしめ合う選手たちもいた。まあ、おじいちゃんと孫って感じのコンビもあった。
地元カブスで人気の初めての黒人選手、アーニー・バンクス、ハンク・アーロン、ヤンキースの名キャッチャー、ヨギ・べラ、オリオールズの鉄人、カル・リプケン・ジュニアなどなど名だたる選手が勢ぞろい。私が知らない昔の選手がたくさんいたが、主人は名前が呼ばれるたびに、うなっていた。
アウトフィールダーの最後の選手の紹介の前だったか、突然昔の白黒の映像が流れたのが、あの「The Catch!」と呼ばれる野球史上に残る1954年のワールドシリーズの勝敗の流れを決めたウイリー・メイズによる離れ業のような背面キャッチだ。キャッチして、高速で投げて、走者を刺す強肩を見せる。イチローのような感じだ。ジャイアンツがインディアンズにスウイープした最後の試合でみせた美技。ちょうど、今週の「アメリカ野球の歴史」のクラスで見たばかりだったので、本物のメイズがでてくるなんて、なんて超ラッキーなのかしらとわくわくした。
メイズは、通算660号ものホームランを放ち、1951年、新人王、ゴールドグラブ賞12回・本塁打王4回・盗塁王4回を獲得している万能選手。メイズの走塁は、まるでスキーヤーのようにすべるような感じで走る。
デパルマ教授の作成したプリントによると、メイズは、1950年代のベストプレイヤーだそうだ。そのプリントに、当時のジャイアンツの監督、レオ・デローサーのメイズに対する最高のコメントが紹介されている「もし、誰かが4割5分打ち、100盗塁を決め、毎日奇跡のようなプレーをしたとしても、ウイリーの方がよかったと言うさ。彼は、ヒットを打ち、パワーヒッターであり、走れて、投げられて、守備がいいという5つの条件がすべて揃っているスーパースター中のスーパースターさ。(略)」
オールスターのセレモニーで、紹介された野球殿堂の年取った選手は黒人の選手が結構いたが、みんななごやかな顔をしていた。しかし、メイズは、なぜか険しい表情をしていた。あまり、メディアにでない人なのだろうか。カル・リプケンのようにほいほいコマーシャルやテレビ番組に出るようなタイプではないのかもしれない。(テレビでよく見るリプケンは、頭に毛がなくなったせいか、なんだかやくざっぽい感じがして、昔のスマートな感じがなくなった)メイズは、やはり威厳があるというわけだろうか。
福留選手が出てきたとき、メイズの横に並んでいたようだった。お互いにどんな気持ちだったのだろうか。福留選手は、メイズの横で、さぞや緊張しただろうな。しかし、こんな新旧が混じるどえらい演出は、今年のオールスターが初めてでは?
試合前のセレモニーで、各ポジションごとに、オールスターとして選ばれた現在活躍する選手たちと過去のメジャーリーグをささえてきて、野球殿堂入りした名選手たちとのがっちりと握手するシーンが感動的だった。中には、新旧お互いの出会いに、思い切り抱きしめ合う選手たちもいた。まあ、おじいちゃんと孫って感じのコンビもあった。
地元カブスで人気の初めての黒人選手、アーニー・バンクス、ハンク・アーロン、ヤンキースの名キャッチャー、ヨギ・べラ、オリオールズの鉄人、カル・リプケン・ジュニアなどなど名だたる選手が勢ぞろい。私が知らない昔の選手がたくさんいたが、主人は名前が呼ばれるたびに、うなっていた。
アウトフィールダーの最後の選手の紹介の前だったか、突然昔の白黒の映像が流れたのが、あの「The Catch!」と呼ばれる野球史上に残る1954年のワールドシリーズの勝敗の流れを決めたウイリー・メイズによる離れ業のような背面キャッチだ。キャッチして、高速で投げて、走者を刺す強肩を見せる。イチローのような感じだ。ジャイアンツがインディアンズにスウイープした最後の試合でみせた美技。ちょうど、今週の「アメリカ野球の歴史」のクラスで見たばかりだったので、本物のメイズがでてくるなんて、なんて超ラッキーなのかしらとわくわくした。
メイズは、通算660号ものホームランを放ち、1951年、新人王、ゴールドグラブ賞12回・本塁打王4回・盗塁王4回を獲得している万能選手。メイズの走塁は、まるでスキーヤーのようにすべるような感じで走る。
デパルマ教授の作成したプリントによると、メイズは、1950年代のベストプレイヤーだそうだ。そのプリントに、当時のジャイアンツの監督、レオ・デローサーのメイズに対する最高のコメントが紹介されている「もし、誰かが4割5分打ち、100盗塁を決め、毎日奇跡のようなプレーをしたとしても、ウイリーの方がよかったと言うさ。彼は、ヒットを打ち、パワーヒッターであり、走れて、投げられて、守備がいいという5つの条件がすべて揃っているスーパースター中のスーパースターさ。(略)」
オールスターのセレモニーで、紹介された野球殿堂の年取った選手は黒人の選手が結構いたが、みんななごやかな顔をしていた。しかし、メイズは、なぜか険しい表情をしていた。あまり、メディアにでない人なのだろうか。カル・リプケンのようにほいほいコマーシャルやテレビ番組に出るようなタイプではないのかもしれない。(テレビでよく見るリプケンは、頭に毛がなくなったせいか、なんだかやくざっぽい感じがして、昔のスマートな感じがなくなった)メイズは、やはり威厳があるというわけだろうか。
福留選手が出てきたとき、メイズの横に並んでいたようだった。お互いにどんな気持ちだったのだろうか。福留選手は、メイズの横で、さぞや緊張しただろうな。しかし、こんな新旧が混じるどえらい演出は、今年のオールスターが初めてでは?