アメストリスの首都セントラルにある中央刑務所。
刑期終了を間近に控えたひとりの囚人が、この刑務所から脱獄を果たした。
その男、メルビン・ボイジャー(声:森川智之)が操る強力な錬金術に興味を惹かれた
エドワード・エルリック(朴ロ美)と弟のアルフォンス(釘宮理恵)は、
男の跡を追ってアメストリスの西、大国・クレタとの国境を目指すことになる。
彼らがたどり着いた先は、巨大な崖に周りを囲まれた街・テーブルシティ。
かつて“ミロス”と呼ばれていたこの地で、ふたりはジュリア・クライトン(坂本真綾)という少女に出会う。
彼女の言葉に導かれ、エドワードたちは
この地に隠された血塗られた歴史を知ることになるのだった……。
(goo映画より)
期末考査も終わり(結果には目をつぶって)
下の娘と楽しみにしてたハガレン劇場版いってきました。
ストーリーは破綻もなく、TVシリーズからかけ離れる事もなく、
賢者の石絡みで話を膨らませ、楽しめるものでした。
が――、TV版が壮大なテーマで既に終わっているのがネックかなぁ。
映画的に凝ったストーリーにはなってるんだけど、
どうしてもハガレンの中のひとつのエピソードでしかないなと思ってしまいます。
作画に難ありという噂が聞こえてきてたんで、どれどれという思いで観てました。
街を繋ぐ列車やテーブルシティの全景とかはしっかりCGで綺麗に仕上がってます。
話題の人物作画は、今までのハガレンよりあったかい感じの作画になってるなと。
1回目のTVシリーズから、どんどんデジタルチックに洗練されてきていたのに、
この映画は、鋭角的なものの角が取れて、ひと昔前の匂いがしました。
手書き時代のジブリっぽい?と思っていたら、
なんとアルが落ちてくるジュリアを助けようと受け止めて
そのまま勢いで坂を駆け下りるシーン!!
おいおい、ルパン三世かよとツッコンでしまった。
あとで、劇場でもらった冊子を読んだら
びっくり。
カリオストロ狙ってたんですか!なるほどね~。
だからってわけじゃないだろうけど、エドの顔がシーンによって違うw
これは見なれたエドだけど
見せ場である列車上の戦闘シーンでの顔が
作画崩壊というより
別人に見える…。
昔のアニメってこういうの普通にあったよね~w
髪の毛の流れとかも、なんか丸っぽくニョリニョリ動くし
これも冊子の“アニメスタッフによるメモ・レイアウト・原画”のページを見たら
なんとなく納得。
押山氏、小西氏、村田氏の描くエドの顔がそれぞれ違う。
カリオストロだってルパンファンの間では
「あの顔はルパンじゃない!」って言われてたとか。
この場合、ミロ星のエドってか。
ツッコミどころが結構あるんですが(2人分の血液って…んなわけねぇだろ!とかw)
ハガレンファンにとっては、久々にエド&甲冑アルが見られる作品ということで。
あっ、作画崩壊といえば、ホークアイ中尉が一番酷かったと思ってますw