大きな瞳でどこか悲しげな子供を描いた絵画『BIG EYES』シリーズが
1950~1960年代に一大ブームとなり、
作者のウォルター・キーン(クリフトフ・ヴァルツ)は一躍脚光を浴びた。
しかし真の作者は彼ではなく、彼の妻マーガレット(エイミー・アダムス)だった。
彼女は内気な性格で、唯一自分の感情を表すことができるのは『BIG EYES』だけだった。
そんな『BIG EYES』を欺瞞から守るために、マーガレットは真相を公表しようとする……。
(Movie Walkerより)
まあ普通だったかなw
監督がティム・バートンというのを忘れて観てました。
絵だろうが、何だろうが自分の作品が他人の名前で世に出、
世間に受け入れられるってのは、涙が出るくらい我慢ならないだろうて。
そう思いながら観てたので、マーガレットにかなりイライラしましたよw
一度も仕事をしたことがなく、娘から妻、母親と常に親や夫の庇護の下で暮らす。
当時はそれが普通で当たり前。
それでも最初の夫からは意を決して飛び出したのに、
次の夫にはその絵は私のだ!!となんで言えないんだよー。
だいたい次の結婚決めるの早すぎだろw
結婚決める前に友達に相談すればよかったのになぁ。
とは言え口八丁のウォルターがいなかったら、一大ブームになったかどうか。
描いたのは自分で夫は敏腕マネージャーだったら、マーガレットも幸せだったろうに。
ウォルターも芸術家になりたかったというのがネックだよなぁ。
淀んだ空気の狭い部屋に閉じ込められて、
作品を描き続けなくてはならないマーガレットを観ていると
こっちまで息苦しくなってしまいました。
楽しめたのは60年代のファッションや、ナイトクラブ、成功者の豪邸かな。