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2011年6月26日(日) 開演14:00 新国立劇場オペラパレス
日曜日は1月のマラーホフ以来のバレエ観賞でした。
3.11が間にあったので、ずいぶん久しぶりな感じです。
演目はマクミランの『ロメオとジュリエット』。
これはちょうど一年前に東京文化会館で観た、吉田都ロイヤル引退公演と同じもの。
今回のジュリエットは新国初登場、英国ロイヤルバレエのリアン・ベンジャミン、
ロメオはこちらも新国初登場、英国バーミンガム・ロイヤルバレエのセザール・モラレス。
3階席からの観賞で全体がよく見渡せました。
吉田都さんの時とは比べられませんが、日本のバレエ団も
観客に魅せるバレエを作り上げることができるようになったなぁと
偉そうに思いながら観てました(・・。)ゞ テヘ
どうしても男性ダンサーが見劣りしてたんですが、
今回は群舞もそれぞれ、しっかり自分の役を把握して踊っていたように見えました。
注目したのはティボルト役の輪島拓也さん。
分別臭くなく、わりとすぐ熱くなるタイプのティボルトをカッコよく踊ってました。
湯川麻美子さんのキャピュレット夫人はド迫力!
マンドリンの踊りの衣装は??ちょっと笑っちゃったんですが
ポンキッキのムックを連想したのは自分だけ?
残念だったのは主役のジュリエット。
リアン・ベンジャミンがジュリエットのイメージと違ったあ~
けっして踊りがダメダメだったというんじゃないんですが、
彼女は落ち着いた女性の役を踊った方が魅力的に見えるような気がしました。
(あくまで個人的な感想です)
どうしても記憶に新しい吉田都さんを思い出しちゃって、
あの可愛らしいジュリエットを望んでしまいます。
15才で恋に走る若いジュリエット…
これは小柄な日本の女性ダンサーにはピッタリの役なんですね~。
ということで、水曜日にリベンジすることにしました。
今度は新国の小野絢子&ゲスト・ダンサーのデニス・マトヴィエンコで観てきます。
さて、印象はどれくらい違うかなo(゜ー゜*)oワクワク
オケは素晴らしい音でした。
プロコフィエフの音楽が心に響きました。
〈キャスト〉
ジュリエット:リアン・ベンジャミン
ロメオ:セザール・モラレス
マキューシオ:福田圭吾
ティボルト:輪島拓也
ベンヴォーリオ:菅野英男
パリス:厚地康雄
キャピュレット卿:森田健太郎
キャピュレット夫人:湯川麻美子
乳母:遠藤睦子
ロザライン:川村真樹
大公:内藤博
ロレイン神父:石井四郎
モンタギュー卿:小笠原一真
モンタギュー夫人:千歳美香子
3人の娼婦:寺田亜沙子、堀口純、北原亜希
ジュリエットの友人:大和雅美、井倉真未、細田千晶、川口藍、加藤朋子、盆子原美奈
ロザラインの友人:酒井麻子
マンドリン・ソリスト:グリゴリー・バリノフ
マンドリンの踊り:アンダーシュ・ハンマル、小口邦明、清水裕三郎、田中俊太郎、原健太
指揮:大井剛史
管弦楽:東京フィルハーモニー管弦楽団
私も私なりにバレエ「ロメオとジュリエット」の感想などを書いてみましたので、是非読んでみていただけると嬉しいです。
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