舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

マイカイノー!今井さん!!

2007-01-03 22:27:16 | 徒然話
マイカイ・ノー (Maika'i no;ほんとはoの上に長音記号)とは、ハワイ語で「very good」のこと。
「Pehea 'oe? (How are you?)」と聞かれたとき、元気だったらぜひこう答えましょう。

さて、今年の箱根駅伝でもまたまた「マイカイノー」な活躍してくださった、順天堂の今井正人さんでございます
お正月早々午前中から起きるのは辛いのですが、箱根を見るためとあらば無問題。
特に、昨日の往路5区...つまり山登りである上に距離もひときわ長い最難関を走る順大キャプテン、今井さんを見るためだけでも早起きの価値アリです。
※しかし、10時過ぎに起きるのを早起きと呼んでしまって良いのであろうか

今井さんが5区を走るのはこれで3回目です。
一回目は今井さんが2年の時、奇しくも我々が初めて箱根駅伝を見た年でした。
何の気もなしにほげ~っと見ていたら、いきなりアナウンサーが今井さんの名を連呼しはじめました。それこそ、奇跡の11人牛蒡抜きの瞬間だったのです!!

我々は今井さんのなす偉業をアナウンサーと一緒に唖然としつつリアルタイムで目撃していたわけですが、張本人の今井さんの飄々としていること!!
彼の爽やかな表情は、たった今偉業を成し遂げてるって感じがちっともしません。涼しい顔(時には笑顔!!)のまま、淡々と山を駆け上っては、ひたひたと前方の選手に忍び寄り、颯爽と抜いてしまうのです。
な、なんてカッコいいの...っ!!!

しかも、そうしてチームに多大なる貢献をしながら、本人はいたって謙虚。たとえ自分のおかげで1位に立っても、チームの活躍はみんなの功績であるとおっしゃいます。
去年など、今井さんが1位にまで持っていきながら、復路で走った難波さんの不調により順位を落として優勝を逃してしまったにもかかわらず、「あの状況で襷をつないでくれた難波さんに感謝している」とのこと。すばらしい人格です。
もちろん、4年生になりキャプテンとして出場した今回も、今井さんのそんな姿勢はかわりません。
あああ、私の中学の上級生達に今井さんの爪の垢を煎じて飲ませたい.....!!!!

今年、去年より調子の良い(って去年だって区間新記録とかMVPとかとってたけど!?!?)今井さんは、余裕の笑顔でスタートを切りました。
今井さんとほぼ同時に走り出した選手がかなりいいところまで並走し続けたのですが、さすがに山をしばらく登ったあたりで無理が表出したらしく、ついに置いていかれてしまいました。
「今井さんには勝ちたい」と言ってた人だったから、かわいそうだなあ....。

でも、しょうがないですよ。
だって今井さんが尋常じゃないんだもの。
画面で見ても分かるほどに険しい山なのに、今井さんだけは表情も走り方もまるでホノルルの平地とかを走っているかのよう。
その軽やかな走りで、前を走る人たちをどんどこ抜いていき、ついにゴールの遥か手前でスタート地点では4分以上離れていた1位の東海大を抜きました

その東海大の人と遥かに差を付けた上でゴールして往路優勝を決めた今井さん。
今回は残念ながら4人しか抜けませんでしたが(そりゃ当然だ5位だったんだから)、またまた区間新で、当然のようにまたまたMVPに選ばれました。
3年連続で天晴なご活躍です!!!
最終的にはとまで呼ばれてましたよ。

復路でも、今回は無事に1位を守り抜き、順天堂が総合優勝を果たしました。ほんとにおめでとうございます。OBとなった難波さんも泣いて喜んでましたよ。
去年の優勝校の亜細亜大も、なんとかシード権をゲットできて良かったなあ。

...なんてスポーツ好きみたいなツラしてべらべらと喋りましたが、かくいう私はしつこいようですが殺人的運動音痴です。
どのくらい運動音痴かって、さっき初詣でに東照宮に行ってきたんですが、奥の院まで上がろうとして途中で息が切れて頓挫しました。
しかも極度の高所&広所恐怖症なので、階段を下りようとして下を見ると足がすくんでしまい、激しいへっぴり腰で下りる羽目に。みっともなさすぎです。
この体験で、よけい今井さんを崇拝するようになった私です。

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