舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

春なのに

2007-01-26 03:49:23 | 徒然話
今日も観ました、『春のワルツ』。
ところで、好きだ好きだと言っているフィリップの本名は「ダニエル・ヘニー」さんですね。今日初めて教えていただきましたゴメンナサイ。
私はもともと人の名前を覚えるのが苦手なせいもあって、つい役名で覚えてしまいます。

声優さんなんかもそうですね。「ほらほら、あの!!『カウボーイビバップ』のジェット・ブラックの声の人!!」と必死で説明するはめになります。ってそれは石塚運昇さんですね。渋い声がとってもすてきなナイスミドルです。(※ナイスミドルしか興味無)
まあ、ウブな声が可愛い佐々木望さんもいいですけど、個人的にお付き合いしたいのはやはり渋い方に限ります。大塚明夫さんも江守徹さんも素晴らしいですね。

しかし今日の『春ワル』ときたら、個人的にお付き合いしたくない人が目白押しです。
ま、それも含めて面白いドラマなんですが(笑)。

まずウザいウザメガネのことは、いつも書いている通りです。
「ウザメガネ」とは『春ワル』において男主人公に惚れ抜いている女(=ヒロインのライバル)です。
それも惚れ方が15年越しの初恋ですから、もう執念ドロドロです。
したがいまして、男の方はなびく気配ゼロだというのに、ウザメガネときたらひたすら諦めず執拗なアタックを試みます。男の両親を懐柔し外堀から攻めてゆくという知能犯的足掻きも怠りません。

それが今回、男主人公が実は初恋の男とは別人であったことが発覚。そこまで惚れ抜いてるならさっさと気付きなさいって。
にもかかわらず、自分の15年を無駄にしたくないというオニのよーな執念から、あくまでも主人公カップルの恋路を邪魔し続けることを決意。
おお、今にもヒロインに取り憑いて殺しそうな、この執念。こうなるとほとんど六条の御息所です。

ところが、この執念の塊のようなお姉ちゃんに惚れられる男の方も、只者ではありません。
この男ひたすら暗いのですよ。
暗いのなんのって、その昔、アニメ『笑ゥせぇるすまん』の色調の暗さにおののいた私ですが、アレに出てくる「バー・魔の巣」にも匹敵する暗さが、常に彼の周りを取り巻いちゃってます。
とにかくめったに笑わない。何を言ってもやっても一人モンモンモンモンと黙り込んで悩みまくる。ついでに泣く。
むがああああ(←胸をかきむしっている)。わたしゃこういう男、一番苦手ですよ。
ヒロインと付き合ってるのに、お悩みモードに入るとろくな説明もせず一人で魔の巣に入り込んでいってしまうので、ヒロインも悩まされっぱなしです。
しかも、時間かけて悩んでる割にたまに喋ると変な事を口走るので、ヒロイン以下周りの人はほんと、苦労してると思われますよ。

そういう男を好むくらいですから、ヒロインももちろん一筋縄ではいきません。というか、今日それが露呈しました。
この人めっさ重いです(私の体重並みに)。

例によってうじうじ悩んでいる男主人公のもとへ意気揚々と現れたヒロイン。彼女は彼に「手作りなの」といいつつプレゼントを渡しました。

そして小箱から現れた物体は....ゆ、ゆゆゆ、指輪!?!?!?

あぎょぐげぬぴょう~(←混乱)、指輪ってだけで十分重いのに、それが手作り!? こ、このただでさえお悩みモードに沈み込みがちな青年に!?!?!?

しかもですよ。「あなたは指が綺麗だから」とか言い訳しながら渡してましたが、次のシーンの彼女の指には、しっかりお揃いの指輪が嵌まってました。
それも左手の薬指に。


ああ..........。(コメント不能)


ちなみに渡された彼の方は、いつものようにお悩みモードに突入したまま、「後でつけるよ」とかなんとかゴニョゴニョつぶやいて箱をその辺にうっちゃって無言で部屋を出ていきました。
沈黙が何より雄弁ってこともあるんだね。


以上、タイトルに「春」とあるにもかかわらず、「暗い・重い・ウザい」という「春らしさ」とはほど遠い突っ込みどころ満載のキャラクターが総出演する『春ワル』でございます。
そんな中、爽やか好青年のフィリップが唯一春らしいといえば春らしいかもしれませんね(惚れた弱みか)。
ただしそんなフィリップにも、服のセンス(というか色彩感覚)に両手で抱えきれないほどの突っ込みどころが山積してます。
まあ、容赦なく突っ込みながら観るのが韓国ドラマの醍醐味ってことですね。

ブログランキング参加してみました。クリックして頂けると幸甚の至りです。