舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

ハワイ語レクチャー

2007-01-29 23:50:54 | ダンス話&スタジオM
フラのレッスンの時、内容説明の担当は私です。
とくに最近では、おかげさまでハワイ語の勉強の成果が出て、かなり詳しい単語ごとの説明までできるようになってきました。
だから、さほど難しくない(=生徒さんたちもぜひ覚えた方がよさそうな単語の多い)歌詞のときは、ホワイトボードに書いて逐一解説するようにしています。

なまじ言語フェチなもので、説明しているうちにうっかりドツボにはまってゆき、「ハワイ語には『私たち』を表す言葉が4種類ある」とかいっそう混乱を招きかねないことまで際限なく説明したくなってきてしまいます。そういうときは是非止めてください(笑)。

本当に、どこまで詳しく説明したら良いのかはいつも大変悩むところでありまして、生徒さんたちの反応を見つつマニアック度を加減しています。というより、これでも加減するよう努力しているつもりです。
その辺、私はマミちゃんと違って経験が恐ろしく浅いので、自分でも思いどおりの進行ができず歯がゆいこともしばしばです。とほほ。

今日あたりは逆に、文法的な役割を持った単語(機能語といいます)まで細かく知りたがる生徒さんがいらっしゃいました。
機能語の場合、「花=プア」みたいに完全に対応した日本語をいえるわけではないから、より複雑なことを説明する必要があります。
そういう時はそういう時で、自分の未熟なハワイ語能力では十分に説明するのが難しいし、たとえ出来たとしても話が込み入ってきますから、説明の加減がますます難しくて悩んじゃいました。
個人的には、そこまで詳しくハワイ語に興味を持ってもらえるのは、言語フェチとしてすごく嬉しいんですけどね。

けっきょく、不十分な私の説明を延々お聞かせするよりはと思い、フセボ先生のハワイ語本をご紹介しました。
私のハワイ語知識は(少なくとも人に説明できるレベルとしては)フラのためになる程度のものでしかないので、言語はやはり言語のスペシャリストを頼っていただいた方が確実です。

そんなことがあって、今日私はつくづく痛感しましたよ。
「自分ができるレベル」と「人に教えられるレベル」は違うんです。

私だって数年間それなりにハワイ語を勉強して、簡単な歌詞なら聞き取ることができる程度にはなって、なおかつ大学も言語が専門の学科を出てはおりますが。
それでも、自分のハワイ語能力はとうてい先生ヅラをして皆さんに教えられるレベルには達していません。
もちろん、ハワイ語の先生としてお金を取っているわけではないですが、お金を取らなきゃいいってものでもないでしょう。
どんな形であれ人に教える限り、「私はプロじゃないしィ」なんて逃げるわけにはいきません。

だから、そんな未熟な私にできるせめてものことは、ますますハワイ語の勉強を怠らず、レッスンで踊る曲の意味については完璧に把握しておいて、責任を持って皆さんにお伝えすることに尽きると、かように思ってます。
それでも私がハワイ語について安本丹な間違いを口走ってるのを目撃した方は、容赦なく突っ込んでくださいね(笑)。

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