愛しのジュリエット

2024-12-28 | 映画が好き

フォローしているインスタグラムに最近投稿がないと思っていましたら、いきなりの訃報。

 

 

映画『ロミオとジュリエット』(英伊合作)が日本で公開されたのは、昭和43年(1968年)11月。

同時公開が一般的な今日からは想像もできませんが、ベトナム戦争と時期が重なったこともあり、

アメリカで7か月後、日本では完成から8か月後の公開でした

 

私は小学校高学年でしたが、さすがに親と観るのは気恥ずかしく、近所に住んでいたお姉さんと映画館へ。

今のようなコンパクトな劇場ではなく、大人数を収容する映画館でした。

 

オリビア・ハッセ―さん演じるジュリエットがスクリーンに初めて登場した瞬間、

ため息とも歓声ともつかぬ観客の声が劇場を埋め尽くしたのを、今も覚えています。

その場面がこちら

 

 

奇しくも今年最初にご本人がインスタグラムに投稿された画像です。

英語圏以外のファンのために、いつも分かりやすい英語で語りかけてくださる方でした。

 

そして今日の投稿。

 

今現在、既読の は更に増え続け、世界中から哀悼のコメントが寄せられています。

美しい映像と音楽、そしてジュリエットは、人々の心の中で永遠に。。

 

 

左手前:20年近く前に入手した、主演お二人の直筆サイン(右は保証書)

左 奥:LPレコード 映画の全セリフが収録。ビデオの無い時代、擦り切れるほど聴きました。

 

この他にも、シングルレコードやビデオテープ、 はもちろんのこと、

当時の雑誌の切り抜きや写真集、「別冊スクリーン」などを今も大切に保管しています。

 

73歳。。。あまりにも早すぎるお別れになりました。

 

 

今年最後の投稿が寂しいものとなりましたが、

お読みくださいまして、ありがとうございます。

ロミオを演じたレナード・ホワイティングさんとは長くお付き合いされていたようです。

「女学生の友」の付録のソノシート に、

お手数をおかけしますが、クリックをお願いいたします。

にほんブログ村 資格ブログ 秘書検定へ

コメント (2)

2024 クリスマス

2024-12-25 | おでかけ

秘書にゃんこに お のコートやドレスが届いたタイミングで仕事納めとなり、

二人であちこちに参りました

 

 

まずは久々の空港  欠乏していた飛行機成分を補給しました。

 

 

赤組さんもステキ

青組さんと赤組さんを足したようなラベンダー色のコートもステキでしょ

 

羽田空港からバスに乗って横浜へ

 

ニューグランドホテル

今年は雪国の小さな町のような飾りつけで、それがまた愛らしいこと

にゃんこは、ローラアシュレイの生地でこしらえていただいたドレス

 

 

知る人ぞ知る2階のツリーが、洋画の一場面のようなのです

 

日付と所変わって、こちらは東京。

 

今年9月に開業60周年を迎えた東京プリンスホテル

ひとつない青空に東京タワーが映えます。

 

 

クリスマスらしいロビー装花

秘書にゃんこは、クリスマス模様のパフスリーブドレスとマフラー

 

 

「プリンスポイントの有効期限が迫っています」のメールに誘われて、

今年は中華料理の「満楼日園(マロニエ)」でランチ。

私ったら少食ですのよ。オホホ、、なわけがない、前菜とスープ。

メインのお料理は写真を撮る暇もなくいただきました

 

夕方から友人と待ち合わせ。

 

日が暮れて北風が吹く中、肩を寄せ合う恋人たちでにぎわうクリスマスイブ

 

そして今日はクリスマス

皆さんはどのようにお過ごしになりましたか。

 

 

お読みくださいまして、ありがとうございます。

ミッドタウン LEXUS MEETS... の和スイーツと和紅茶 に、

お手数をおかけしますが、クリックをお願いいたします。

にほんブログ村 資格ブログ 秘書検定へ

コメント

平安文学、いとをかし * 静嘉堂文庫美術館

2024-12-22 | 美術館 博物館

今年は大河ドラマ『光る君へ』が始まると同時に、源氏物語や紫式部に夢中になりました。

その締めくくりに相応しく、国宝はじめ貴重な品を展示中の「静嘉堂文庫美術館」へ。

 

「静嘉堂文庫美術館」は「明治生命館」の1階にあります(昭和9年竣工 重要文化財) 

 

 

『平安文学、いとをかし』(来年の1月13日(月・祝)まで開催)

常設の国宝「曜変天目(稲葉天目)」以外

 

 

『紫式部図』(17世紀)

 

 

『源氏物語』(1608年)

 

 

国宝『源氏物語 関屋澪標図屏風』(1631年)

 

 

特別公開 源氏物語 第三帖『空蝉』(作:截金ガラス作家 山本茜)

 

 

特別公開 源氏物語 第四十五帖『橋姫』(作:截金ガラス作家 山本茜)

 

 

源氏物語 蒔絵 源氏箪笥(18~19世紀)

 

他に、『古今和歌集』『蜻蛉日記』『更級日記』『枕草子』『伊勢物語』の紙本木版など、

よくこれだけの品々が一堂に会したものと、ため息をつきながら夢見心地で鑑賞しました。

 

 

 

余韻に浸りながら美術館を後にしますと、おや、ティファニーのブルーボックス

 

 

銀座通りとはまた異なる、丸の内仲通りの大人の雰囲気が、そぞろ歩きにぴったり

 

 

お読みくださいまして、ありがとうございます。

「曜変天目」の可愛らしいぬいぐるみ に、

お手数をおかけしますが、クリックをお願いします。

にほんブログ村 資格ブログ 秘書検定へ

コメント

川村記念美術館

2024-12-12 | おでかけ

千葉県 佐倉市にある「川村記念美術館」が来年3月で休館になると報道され、

美術館もさることながら、あの自然散策路にも立ち入れなくなるのかしらという思いから、

電車とバスを乗り継いで行って参りました  

駅から無料送迎バスで30分の道のり 平日の午前中にも関わらずバスは満席でした。

 

1990年5月 DIC株式会社(旧社名 大日本インキ化学工業)総合研究所敷地内にオープン

 

 

あら、番の鳥さん

夏になると、池にはモネの作品を思わせる睡蓮が浮かぶそうですよ。

 

 

柵の向こうに美術館が・・・もう少し近寄ってみましょう。

 

 

何しろ広いので、もう少し近くへ。

 

 

美術館に到着

二代目社長である川村氏は、ビジネスに勤しむ傍ら、絵と語らう時間を大切にしていました。

その充実したコレクションを、盟友である建築家 海老原一郎氏に託した美術館に展示。

最後の企画展となる、西川 勝人氏の『静寂の響き』を展示中。(~来年1月26日)

 

 

お茶席で休憩(要予約)

展示中の西川氏の作品にちなんだ「ほおずきの上生菓子と抹茶のセット」

 

 

3万坪の庭園には、里山の名残りを留めるなだらかな起伏が広がります。

 

 

美術館建設の遥か前から自生する木々と、そこに暮らす生き物たちを守りながら、

訪れる人々が気持ちよく過ごせる、見渡す限りの庭園と散策路。

左側のオブジェは『ブロンズの形態』(ヘンリー・ムーア作)

 

 

ちいさい秋 みつけた 

 

休館が決まったとき、美術館存続の署名をしました。

その後、当初は来年1月までの予定だったところ、3月まで延期されたものの、

決定が覆ることは、どうやらなさそうです。

「作品」「建築」「自然」が調和し呼応する美術館を、目に焼き付けてきました。

 

 

お読みくださいまして、ありがとうございます。

帰り口に咲いていた 愛らしい薔薇さんたち に、

お手数をおかけしますが、クリックをお願いいたします。

にほんブログ村 資格ブログ 秘書検定へ

コメント (4)

銀座和光 Kogei Crossroads と 11月に読んだ本

2024-12-02 | 本が好き

小春日和の暖かさに誘われて、銀座和光で開催中の工芸展を鑑賞しました。

 

 

昭和27年に始まった 本店中央のショーウィンドウ ディスプレイ

今回のテーマは「惑」(~12月25日)

 

 

各々異なる分野で独自の世界観を表現する、気鋭の作家4人による展覧会(~12月8日)

 

金箔やプラチナ箔を細長い線状や小片に切って文様を施す「截金(きりかね)」

私は、人間国宝である 故 江里佐代子さんの作品を初めて見たときから心酔し、

間近で鑑賞したくて京都迎賓館を訪れたのは、去年の春のことです。

 

京都迎賓館 藤の間

舞や箏(こと)の演奏、雅楽など、賓客に優雅な日本の伝統文化が披露される舞台。

 

異国の地で急逝した江里佐代子さん。

お嬢さんである江里朋子さんが「作家4人」のお一人で、

これはぜひ拝見しなくてはと、銀座に馳せ参じた次第です。

師匠や環境に恵まれただけでは継承できるはずのない伝統工芸の技術。

優美で荘厳な作品を堪能して参りました。

 

 

いつもの踊り場

円筒形の三愛ビルは跡形もなく、お隣の鳩居堂のレンガ色の壁が見えています。

銀座通りを挟んで向かい側に建つ銀座コアも閉店から久しく、囲いに覆われていました。

 

 

『銀座「四宝堂」文房具店』はシリーズ4冊目

文房具にまつわる話が温かく、銀座の路地裏にレトロな建物とポストを探したくなります。

 

 

『小さな恋のものがたり』でおなじみの、みつはしちかこさん 御年80と83の作品。

絵はもちろんのこと、手書きの文字を見ただけでみつはしさんと分かるほど見慣れていますが、

大病を患って絵も字も書けなくなり、リハビリを重ねてここまで回復されたとのこと。

今回10冊のうち4冊が高齢の方による作品ですが、来し方行く末に何を思うか、

孤独や不安をどのように受け止めているか、少し先の未来を説いてくれているように思いました。

 

 

お読みくださいまして、ありがとうございます。

銀座和光のクリスマスツリー に、

お手数をおかけしますが、クリックをお願いいたします。

にほんブログ村 資格ブログ 秘書検定へ

コメント (2)