秘書にゃんこ*ホテルニューグランド 

2015-07-20 | 建築が好き
 前回訪れた 「ホテルオークラ 東京」 が和の伝統美を誇るなら、こちらは異国情緒あふれる美しさでしょうか。

1927年(昭和2年)の開業以来、横浜の海と歴史を見つめてきた 「ホテルニューグランド」 に行ってまいりました。

     
     関東大震災(大正12年)の瓦礫で海を埋め立てて造られた山下公園
     いまでは人々の憩いの場として、季節の花々が出迎えてくれます
     左は横浜マリンタワー  中央はニューグランドの本館  右は新館


     
     開業当時のたたずまいを今に残す、クラシカルな本館の玄関 
     ここに、マッカーサー元帥が、チャップリンが、大佛次郎が・・・


     
     昭和2年12月の開業当日、大勢の紳士淑女でにぎわったロビー


     
     数々の映画、ドラマ、音楽、そして小説の舞台となりました

   
     
     mint さん から 「コンシェルジュみたいね」 と言われて、
     すっかりその気になってしまった秘書にゃんこ


     
     シーフードドリアやプリンアラモードと並んで、
     スパゲッティナポリタンも、こちらの発祥のお料理です


     
     今回の目的は、パリ祭にちなんだ 「クミコ シャンソンを歌う」



 クミコさんのディナーショーが行なわれたのは、新館のレストラン 「ル・ノルマンディ」

豪華客船 ノルマンディ号 からの眺望をイメージして、船のデッキと同じ高さに造られたと言われるだけあって、

広い窓から望む海や、みなとみらい地区の建物、そしてベイブリッジは、さながら航海を楽しんでいるような眺めでした



     
     とろけるようなローストビーフは、秘書にゃんこには布団サイズ


     
     いま思い出しても笑顔になってしまう、絶品のデザート    



 食後のコーヒーとプチケーキを頂く頃には、空も海もすっかり夜の色に染まり、お待ちかね シャンソンの夕べ。

ふたりの恋は 終わったのね

「サン トワ マミー」 を歌いながら登場し、にこやかに客席を回る、妖艶なドレス姿のクミコさん

夜の海を眺めながらシャンソンを歌い上げるなんて、ベテランといえども、そうそう機会があるものではないのでしょう。

華奢な体からあふれる圧倒的な歌唱力と、語る声も心地よいトークで、夢の世界へといざなってくれました。

クミコさんの歌に魅了されるお客様もまた、素敵な音楽と美味しいお酒やお料理をこよなく愛する方々。

大人になったからこそ味わえる贅沢な時間と空間に身を委ねながら、1曲ごとに夜は更けてゆきました
     

お読みくださいまして、ありがとうございます。 クリックしていただけますと励みになります。
にほんブログ村 資格ブログ 秘書検定へ
コメント (4)