紅茶が好き*2 「茶」 という呼び名

2019-02-02 | 紅茶が好き
 「お茶でも飲みませんか?」と、見知らぬ男性から声を掛けられた経験はありませんが、

もし誘われて応じたとしても、実際に喫茶店で注文するのは、ほとんど「コーヒー

メニューを見て「残念ながらお茶は無いようです」と恐縮する人はいないでしょうし、

「お茶って言ったじゃありませんか」と、そこにこだわる女性もいないでしょう。


 日常生活においても、「そろそろお茶にしましょうか」と言って休憩するなど、

必ずしも「お茶=日本茶」を意味するとは限らない場面が多々あります。

このように、気軽に使う「お茶」という呼び名。

ちょっと調べてみましたら、いくつかのパターンはあるものの、

「お茶」って万国共通語ではないかと思えるくらい、似たような呼び名なんですね。


 発祥の地「中国」では、もちろん「チャ」。

近隣の国である日本や朝鮮半島、そしてインドでも「チャ」。

中国の北に位置するモンゴルやロシアでは、なぜか「イ」が付いて 「ツァイ」「チャイ」。

これとて、飲むジェスチャーをしながら「チャ」と言えば、伝わりそうな気がします。


 ヨーロッパに移りますと、オランダ・フランス・ドイツ・イタリア・スペインが、

文字や綴りは異なりますが、いずれも「テ」。

そして、イギリスやアメリカではご存知「ティー」。


 言語は全く違うのに「お茶」という呼び名が似ていて、しかもいずれも短くて言いやすい。

それだけ世界中の人々の暮らしに、深く優しく入り込んでいるということなのでしょう。

そんな「お茶」を愛しく思いながら、午後の紅茶をいただきます


     
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