バレンタインデーはいかがお過ごしになりましたか?
秘書にゃんこは今日が blog スタート記念日![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart_pink.gif)
熱い紅茶を淹れて、札幌の友人から届いたお菓子を味わいながら、
blog を綴った日々を思い起こし、故郷に思いを馳せて過ごしました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/win_snowman.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/win_mountain.gif)
さて、今日はティーカップの形についてお話しいたしましょう。
デパートの食器売り場に限らず、身近なお店でも見かけるティーカップ。
色や柄やお値段など、お好みに合わせて選んでいらっしゃるでしょうが、
コーヒーカップとティーカップは、厳密に言えば異なるということをご存知でしょうか?
それでは、写真をご覧ください。
30年以上前の古い品ですが、愛用の「ノリタケ スタジオコレクション」です。
同じシリーズでコーヒーカップとティーカップが揃っていますので、比較してみましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/34/7935ce7c91dfc2e991e217da798f85c1.jpg)
(左)コーヒーカップ (右)ティーカップ
コーヒーカップは飲み口が狭く、ティーカップは広いのがお分かりでしょう。
理由としては、コーヒーはご存知のように抽出に時間を要すため、
カップに満たされる頃には適温で味わえるので、狭くして冷めにくくする。
一方、紅茶は沸騰したお湯で淹れて、熱々の状態でサービスされます。
更に、ティーコゼー(ポットカバー)で覆えば、20分位は熱いままですので、
飲み口が少し広いくらいの方が、美味しく味わえるということです。
もうひとつ、ティーカップの方が浅いことにもお気づきでしょう。
これは、紅茶の水色(「みずいろ」ではなく「すいしょく」と言います)は、
浅いカップの方が色鮮やかに、更にカップの内側の絵柄も美しく見えるためです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/f7/c7ece2f5a1df940fdf1580b4a11a287a.jpg)
コーヒーカップとティーカップに紅茶を注いでみました。
同じポットで同時に淹れたとは思えないほど、コーヒーカップはまるでコーヒー色。
(手前のお菓子は「白い恋人」でお馴染みの石屋製菓「美冬」
)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/6c/ea5e039e1c107519edbbad5fbc644bcf.jpg)
カップを裏返してみました。
このように正式なティーカップの底には、スカート(またはフット)と呼ばれる部分があり、
カップとソーサー(受け皿)の間に空間が出来ることで、紅茶の温度を保つと言われています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/a0/45958e4a5d583592938c2b44e1c3d27d.jpg)
別の角度から、ティーカップのスカート(フット)を写してみました。
今はそこまで厳密に区別しなくても、兼用のカップや大きなマグもあります![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/mug.gif)
ちょっと正式にティータイムを愉しみたいという方や、
お客様を招いてティーパーティーをお考えの時に、参考にしてみてくださいね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/bouquet.gif)
お読みくださいまして、ありがとうございます。
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デパートの食器売り場に限らず、身近なお店でも見かけるティーカップ。
色や柄やお値段など、お好みに合わせて選んでいらっしゃるでしょうが、
コーヒーカップとティーカップは、厳密に言えば異なるということをご存知でしょうか?
それでは、写真をご覧ください。
30年以上前の古い品ですが、愛用の「ノリタケ スタジオコレクション」です。
同じシリーズでコーヒーカップとティーカップが揃っていますので、比較してみましょう。
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(左)コーヒーカップ (右)ティーカップ
コーヒーカップは飲み口が狭く、ティーカップは広いのがお分かりでしょう。
理由としては、コーヒーはご存知のように抽出に時間を要すため、
カップに満たされる頃には適温で味わえるので、狭くして冷めにくくする。
一方、紅茶は沸騰したお湯で淹れて、熱々の状態でサービスされます。
更に、ティーコゼー(ポットカバー)で覆えば、20分位は熱いままですので、
飲み口が少し広いくらいの方が、美味しく味わえるということです。
もうひとつ、ティーカップの方が浅いことにもお気づきでしょう。
これは、紅茶の水色(「みずいろ」ではなく「すいしょく」と言います)は、
浅いカップの方が色鮮やかに、更にカップの内側の絵柄も美しく見えるためです。
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コーヒーカップとティーカップに紅茶を注いでみました。
同じポットで同時に淹れたとは思えないほど、コーヒーカップはまるでコーヒー色。
(手前のお菓子は「白い恋人」でお馴染みの石屋製菓「美冬」
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カップを裏返してみました。
このように正式なティーカップの底には、スカート(またはフット)と呼ばれる部分があり、
カップとソーサー(受け皿)の間に空間が出来ることで、紅茶の温度を保つと言われています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/a0/45958e4a5d583592938c2b44e1c3d27d.jpg)
別の角度から、ティーカップのスカート(フット)を写してみました。
今はそこまで厳密に区別しなくても、兼用のカップや大きなマグもあります
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ちょっと正式にティータイムを愉しみたいという方や、
お客様を招いてティーパーティーをお考えの時に、参考にしてみてくださいね
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