素粒子の世界を求めて
ドルトンの原子説が正しいことが分かると、今度は原子よりも微細な原子核の世界を探索することになったのは自然な流れだった。
次に観察しようとしているのは、原子核よりも小さな素粒子だった。物理学者は原子核に粒子をぶつけることによって素粒子を調べる。原子核をその構成要素にバラバラにするエネルギーを持った粒子をぶつけるのが望ましい。そして、バラバラになった素粒子を観察する道具が必要だ。
その道具が霧箱や泡箱と呼ばれるものだ。霧箱は、もともとは1894年ころにスコットランド人の科学者で、雲、霧、雨の物理に興味を持っていたC.T.R.ウィルソン博士によって発明された装置である。この装置の発明により電気を帯びた粒子(荷電粒子)の通過した跡(軌跡)が目に見えるようになり、反応の写真を撮ることもできるようになった。
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参考 Wikipedia: https://ja.wikipedia.org/wiki/ルイス・ウォルター・アルヴァレズ
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