おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2015年版ものづくり白書の61ページの「図122-25 国内乗用車メーカー6社の生産台数の推移」を見ましたが、今日は62ページの「図122–26 日系自動車「生産」拠点のグローバル展開(2013年)」を見ます。
下図について白書は、自動車メーカーが海外での生産を検討するに当たっては、現地での部品調達コスト等を考慮して、1工場で約20万台の生産に見合う需要があることが、生産ラインを設置する目安とされている。
こうした中で、現地生産拠点のない地域や現地生産での供給能力の不足に対して、輸送コスト、生産コスト、関税などを総合的に考慮して最も効率的な場所で生産を行う「最適地生産」が行われ、例えば、タイからは東南アジア、中近東、オーストラリアに向けて輸出がなされ、メキシコからは北米・南米向けの輸出がなされるなど、海外の地域拠点から近隣の国々への輸出も活発に行われている、とあります。
また白書は、こうした「地産地消」と「最適地生産」の組合せを背景として、マクロな動態としては、日本からの輸出比率の減少、海外生産の増加が見られるが、自動車メーカーに共通して、日本を「マザー工場」として位置付け、日本での生産を戦略的に維持する取組が行われている、とあります。
1工場で20万台が採算ラインとは知らなかったですね!いずれにしても中小企業は「地産地消」と「最適地生産」の組み合わせに入り込まねばらならないということですね!
昨日は2015年版ものづくり白書の61ページの「図122-25 国内乗用車メーカー6社の生産台数の推移」を見ましたが、今日は62ページの「図122–26 日系自動車「生産」拠点のグローバル展開(2013年)」を見ます。
下図について白書は、自動車メーカーが海外での生産を検討するに当たっては、現地での部品調達コスト等を考慮して、1工場で約20万台の生産に見合う需要があることが、生産ラインを設置する目安とされている。
こうした中で、現地生産拠点のない地域や現地生産での供給能力の不足に対して、輸送コスト、生産コスト、関税などを総合的に考慮して最も効率的な場所で生産を行う「最適地生産」が行われ、例えば、タイからは東南アジア、中近東、オーストラリアに向けて輸出がなされ、メキシコからは北米・南米向けの輸出がなされるなど、海外の地域拠点から近隣の国々への輸出も活発に行われている、とあります。
また白書は、こうした「地産地消」と「最適地生産」の組合せを背景として、マクロな動態としては、日本からの輸出比率の減少、海外生産の増加が見られるが、自動車メーカーに共通して、日本を「マザー工場」として位置付け、日本での生産を戦略的に維持する取組が行われている、とあります。
1工場で20万台が採算ラインとは知らなかったですね!いずれにしても中小企業は「地産地消」と「最適地生産」の組み合わせに入り込まねばらならないということですね!