中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

主要国の研究開発への投資

2016年05月01日 05時37分27秒 | 2015年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2015年版ものづくり白書31ページの「図121‒11 主要国における輸出金額の内訳」を見ましたが、今日は31ページの「図121‒13 主要国における研究開発投資額のGDP比」を見ます。

下図を見ると、各国における研究開発投資額の対 GDP 比は、主要先進国においてはほぼ横ばいの状況が継続していることが分かります。

我が国においては2000年以降3%を超えていますが、2009年以降は韓国が最も高くなっており、2011年には4.0%となっています。

そして、近年では、ドイツにおける研究開発投資が増加傾向にあります。

次に右図から、日本・米国・ドイツ・中国の4カ国の研究開発投資の産業別内訳を見ると、我が国においては、「電気・電子機器」が28.4% と一番多く、「自動車・輸送用機器」の22.7% が続いており、製造業が全体の87.9% を占めていることが分かります。

ドイツは「自動車・輸送用機器」が37.0% と大きくなっていますが、製造業の合計は85.6%と我が国と近い。

一方、米国においては、IT 産業を含む「運輸・倉庫、情報・通信業」が他国と比較して大きくなっていることが特徴とのことです。

研究開発に多額な投資をしたにもかかわらず、結果がでない。これは珍しくないことです。

だからといって、適当な数字で消費者をだますようなことは絶対に許されないですね!

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