おはようございます!株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は、申請書に記載すべき8つの項目の最後の項目「4.補助事業の効果」を見ましたが、今日はいよいよ最終回です。様式2の「1年目事業~5年目事業のいずれかの補助事業者の方のみ」を見ていきましょう。
「1年目事業~5年目事業のいずれかの補助事業者に実施した事業者の方のみ」ですので、該当される方のみが対象になります。(私のお客様の最高は4回です。)
まず、この項目に求められている記載を見ると、「それぞれ該当する回の補助事業での販路開拓先、販路開拓方法、成果を記載した上で、今回の補助事業との違いを記載してください。」とあります。よって、以下の内容でも十分です。
もう少し定量的・定性的な情報を記載します。というのも、補助金事業を活用される方の中には、補助金をもらったら終わり、報告など面倒・・・という方が実は非常に多くいます。その気持ちも分かりますが、補助金は我々の血税です。どのように使ってどのような効果があるのか、細かく報告する義務があるし、審査員に対しても好印象を与える絶好の機会になると私は考えるためです。具体的にはこのように書いています。
いかがでしょうか?まずは何をいくらで買ったのか?それがどのような効果をもたらしたのか。また、それにより新たにどのような課題・問題点が発生したのか?このくらいまで書くと、審査員に対して、本文を詳細に読んでくれる気分させられるのではないでしょうか?
今日のポイント
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・指示も含めて広範囲に書きましょう!
・まずは何をいくらで買ったのか!その効果を5W2Hの視点で書いていきましょう!!
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これまで商工会様・商工会議所様において小規模事業者持続化補助金事業の申請に向けたセミナー講師を務めていますが、毎回、どのように教えたら良いのか非常に悩みます。そして数年前から、セミナー講師においては受講生の皆様に審査員になってもらうようにしています。
具体的には、実際に私が手がけた申請書の中から「松竹梅」の3タイプを準備し、一定時間で採点してもらうようにします。審査結果を集計すると、予想通り「松」は高得点になり、「梅」はその逆になります。これはだれを対象にやっても同じ結果になります。
しかし、採点結果を見ると、5段階で「5」を中心につける方もいれば、「0」ばかりな人もいます。そこで、終了後には、高い点数をつけた人と低い点数をつけた人にその理由を説明してもらいます。これによって、同じ申請書でも人によって見方が違うという気づきを与えます。
さらに皆が高い点数をつけた「松」の申請書に対しても、極めて辛い点数をつける方がいます。業界に精通している方・・・ならまだいいのですが、理由を問うと、よく読まずに0点、内容を誤解していた・・・等々。十人十色なのでこうなることはやむを得ないのですが、良い申請書が落ちる理由はここにある!と気づかされる瞬間です。
つまり、内容は良くても、何かしらの”見えざる手”により合否が分かれることがある。このバラツキがあることを受講生の皆さんが体感することで、自分の申請書の客観的な分析、つまり、”申請者視点での作成”ができるようになると思っています。
ということで、2019年の夏休みの宿題として全11回にわたって「小規模事業者持続化補助金事業」について書いてみました。恐らく、この補助金は今後も続くであろうし、しかもかなり近い将来に次回が公募されると思います。
その時に、どのように書けば良いかなと迷ってしまう将来の自分に対する備忘録として書いたものです。無責任な言い方かもしれませんが、この通り書けば採択される訳ではないし、書かなかったからと言って不採択になる訳ではありませんが、これまでの結果から見て採択率は飛躍的に高まるはずです。最後まで読んでいただいた方の参考になれば望外の喜びです。ありがとうございました。
申請書はプロに任せましょう!
経営者の仕事は経営戦略を考えるです。申請書の方向性を考える時間は重要ですが、書く作業はムダな時間です。
短時間のヒアリングで申請書を完成させます。是非、当社にご用命ください。
たまには違う専門家を呼びませんか!
持続化補助金、ものづくり補助金、経営力向上計画等の経営計画策定を開催する商工会・商工会議所の経営指導員の皆様。
専門家派遣・セミナー講師等々、是非、当社へお気軽にご相談ください。
この先どうやって進めて良いか分からない・・・
事業維持・拡大・縮小、事業承継、等々・・・こんな悩みを抱える小さな会社の経営者を応援します。
今後の進め方を整理しながら、今後に向けた事業戦略の構築をお手伝いします! 是非、当社へお気軽にご相談ください。
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是非、当社へお気軽にご相談ください。
昨日は、申請書に記載すべき8つの項目の最後の項目「4.補助事業の効果」を見ましたが、今日はいよいよ最終回です。様式2の「1年目事業~5年目事業のいずれかの補助事業者の方のみ」を見ていきましょう。
「1年目事業~5年目事業のいずれかの補助事業者に実施した事業者の方のみ」ですので、該当される方のみが対象になります。(私のお客様の最高は4回です。)
まず、この項目に求められている記載を見ると、「それぞれ該当する回の補助事業での販路開拓先、販路開拓方法、成果を記載した上で、今回の補助事業との違いを記載してください。」とあります。よって、以下の内容でも十分です。
ですが、ここでも敢えて差別化を図りましょう!!
もう少し定量的・定性的な情報を記載します。というのも、補助金事業を活用される方の中には、補助金をもらったら終わり、報告など面倒・・・という方が実は非常に多くいます。その気持ちも分かりますが、補助金は我々の血税です。どのように使ってどのような効果があるのか、細かく報告する義務があるし、審査員に対しても好印象を与える絶好の機会になると私は考えるためです。具体的にはこのように書いています。
いかがでしょうか?まずは何をいくらで買ったのか?それがどのような効果をもたらしたのか。また、それにより新たにどのような課題・問題点が発生したのか?このくらいまで書くと、審査員に対して、本文を詳細に読んでくれる気分させられるのではないでしょうか?
今日のポイント
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・指示も含めて広範囲に書きましょう!
・まずは何をいくらで買ったのか!その効果を5W2Hの視点で書いていきましょう!!
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~おわりに~
これまで商工会様・商工会議所様において小規模事業者持続化補助金事業の申請に向けたセミナー講師を務めていますが、毎回、どのように教えたら良いのか非常に悩みます。そして数年前から、セミナー講師においては受講生の皆様に審査員になってもらうようにしています。
具体的には、実際に私が手がけた申請書の中から「松竹梅」の3タイプを準備し、一定時間で採点してもらうようにします。審査結果を集計すると、予想通り「松」は高得点になり、「梅」はその逆になります。これはだれを対象にやっても同じ結果になります。
しかし、採点結果を見ると、5段階で「5」を中心につける方もいれば、「0」ばかりな人もいます。そこで、終了後には、高い点数をつけた人と低い点数をつけた人にその理由を説明してもらいます。これによって、同じ申請書でも人によって見方が違うという気づきを与えます。
さらに皆が高い点数をつけた「松」の申請書に対しても、極めて辛い点数をつける方がいます。業界に精通している方・・・ならまだいいのですが、理由を問うと、よく読まずに0点、内容を誤解していた・・・等々。十人十色なのでこうなることはやむを得ないのですが、良い申請書が落ちる理由はここにある!と気づかされる瞬間です。
つまり、内容は良くても、何かしらの”見えざる手”により合否が分かれることがある。このバラツキがあることを受講生の皆さんが体感することで、自分の申請書の客観的な分析、つまり、”申請者視点での作成”ができるようになると思っています。
ということで、2019年の夏休みの宿題として全11回にわたって「小規模事業者持続化補助金事業」について書いてみました。恐らく、この補助金は今後も続くであろうし、しかもかなり近い将来に次回が公募されると思います。
その時に、どのように書けば良いかなと迷ってしまう将来の自分に対する備忘録として書いたものです。無責任な言い方かもしれませんが、この通り書けば採択される訳ではないし、書かなかったからと言って不採択になる訳ではありませんが、これまでの結果から見て採択率は飛躍的に高まるはずです。最後まで読んでいただいた方の参考になれば望外の喜びです。ありがとうございました。
~おわり~
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最後までご覧いただきまして、本当にありがとうございます。
是非、応援クリックをお願い致します!お待ちしております!!
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この先どうやって進めて良いか分からない・・・
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売上が上がらない時代には・・・
消費税が増税しても売上高は上がるものではありません!このような時代には事業と個人のお金の使い道を見直しましょう。
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