おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は「平成24年度森林・林業白書」の197ページ「木質バイオマスによる発電の動き」をみましたが、今日は205ページ「割り箸の国内生産について」をみます。
林野庁木材産業課調べによる、割り箸の供給状況をみると、国内における割り箸の消費量は、近年は250億膳前後で推移していたが、平成19(2007)年以降は減少傾向となり、平成22(2010)年には194億膳(国民一人当たり年間約150膳)となっています。
白書によると、割り箸は、明治時代から製材端材等を有効活用して生産されてきたが、国内における割り箸の生産量は減少傾向にあり、平成22(2010)年に国内で消費された割り箸のうち、97%が中国産を主とする輸入品となっている。
また、国産間伐材を原料とする割り箸の価格は、輸入割り箸の約3倍だが、国内生産における国産材の使用割合は86%となっている、とあります。
外食産業やコンビニエンスストア、航空会社の機内食等で利用されている企業が紹介されていますが、そのセールスポイントは、国産材利用による森林整備への貢献としていることです。
顧客に買う理由を与えることが非価格競争であり、これはその好事例ではないでしょうか。
ということで、93日に亘って「平成24年度森林・林業白書」をみましたが、今日で終わりです。
明日からは、平成26年4月25日に発表された「中小企業白書(2014年版)」をみていきます!
我々、中小企業診断士にとって「中小企業白書」はバイブルですので、今年はどのようなテーマなのか、楽しみです~!!
昨日は「平成24年度森林・林業白書」の197ページ「木質バイオマスによる発電の動き」をみましたが、今日は205ページ「割り箸の国内生産について」をみます。
林野庁木材産業課調べによる、割り箸の供給状況をみると、国内における割り箸の消費量は、近年は250億膳前後で推移していたが、平成19(2007)年以降は減少傾向となり、平成22(2010)年には194億膳(国民一人当たり年間約150膳)となっています。
白書によると、割り箸は、明治時代から製材端材等を有効活用して生産されてきたが、国内における割り箸の生産量は減少傾向にあり、平成22(2010)年に国内で消費された割り箸のうち、97%が中国産を主とする輸入品となっている。
また、国産間伐材を原料とする割り箸の価格は、輸入割り箸の約3倍だが、国内生産における国産材の使用割合は86%となっている、とあります。
外食産業やコンビニエンスストア、航空会社の機内食等で利用されている企業が紹介されていますが、そのセールスポイントは、国産材利用による森林整備への貢献としていることです。
顧客に買う理由を与えることが非価格競争であり、これはその好事例ではないでしょうか。
ということで、93日に亘って「平成24年度森林・林業白書」をみましたが、今日で終わりです。
明日からは、平成26年4月25日に発表された「中小企業白書(2014年版)」をみていきます!
我々、中小企業診断士にとって「中小企業白書」はバイブルですので、今年はどのようなテーマなのか、楽しみです~!!