中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

新たに別の事業で起業できますか??

2017年07月31日 05時04分51秒 | 2017年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「中小企業白書」177ページ「コラム2-1-6③図 兼業・副業の形態で起業した理由」をみましたが、今日は180ページ「コラム2-1-6⑥図 兼業・副業としての起業家の本業の職業と、兼業・副業ではない起業家の起業前の職業」をみます。

下図から、兼業・副業としての起業家の本業の職業について見てみると、兼業・副業としての起業家は、「企業の正規雇用者」の割合が最も高くなっており、また、兼業・副業としての起業家は、「企業経営者」の割合が兼業・副業ではない起業家に比べて特に高くなっていることが分かります。

以上より、兼業・副業の形態で起業する起業家は、勤務先に雇用されながら兼業・副業の形態で起業する割合が最も高いものの、そのほかにも、既に事業を経営しているが、本業とは別の事業を行うために別の企業を起業するといったような兼業・副業の形態もあることが分かる、とあります。

成功している経営者が、現業を拡大させながら、一方で新たに別の事業を起業する。こういう器用でバイタリティのある経営者って、ただただ尊敬しちゃいますね!!

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兼業・副業できますか??

2017年07月30日 04時55分41秒 | 2017年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「中小企業白書」175ページ「コラム2-1-6①図 成長タイプ別に見た、兼業・副業の形態での起業の割合」をみましたが、今日は177ページ「コラム2-1-6③図 兼業・副業の形態で起業した理由」をみます。

下図から、兼業・副業形態で起業した起業家が兼業・副業の形態で起業した理由について見てみると、「勤務収入が少ないから」が最も高く、次いで「いずれ勤務を辞めて独立したいから」、「空いている時間を活用できるから」の順になっていることが分かります。

白書は、兼業・副業の形態で起業したのは、本業の勤務収入を補填するためといった本業に重きを置いた理由を回答する割合が高いものの、一方で兼業・副業形態での起業を経験した後に、事業を本業にしようとしている割合も同様に高いことが見て分かる、とあります。

次に、起業前の就業先の就業規則における兼業・副業規定について見ると、「企業の非正規雇用者(派遣・下請従業者含む)」や「企業経営者」については、兼業・副業が認められていた割合が約半数であるのに対し、「企業の正規雇用者(会社等の役員含む)」については約 8 割が兼業・副業が認められていなかったと回答していることが分かります。

さらに、起業前の就業先が企業の正規雇用者であった人に対して、勤務先の従業員規模別に、就業規則における兼業・副業規定について見てみると、従業員規模が大きくなるにつれて、兼業・副業が認められていなかったと回答する割合が上がっていることが分かります。

私が独立を考えた20年前、バブル経済が崩壊し、日本の行く末が見定められない中、会社にぶら下がるのではなく、社外でも通じるスキルを持てということで「社外価値」という言葉で企業人は叱咤激励された記憶があります。

そうであっても、兼業・副業は認められていませんでしたが、今は「専業禁止」という会社もあるようなので、時代の流れを感じますね!

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兼業・副業、それとも専業か??

2017年07月29日 05時00分00秒 | 2017年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「中小企業白書」172ページ「コラム2-1-5⑤図 【ソーシャルビジネス支援資金 制度概要】」をみましたが、今日は175ページ「コラム2-1-6①図 成長タイプ別に見た、兼業・副業の形態での起業の割合」をみます。

下図から、起業家全体のうち、兼業・副業の形態で起業した割合について、創業後 5~10 年経過後の現在の成長タイプ別に見ると、起業家全体のうち約 2 割が起業する際に兼業・副業の形態を選択していることが分かります。

白書は、さらに、成長タイプ別に見てみると、高成長型の起業家の方が、安定成長型や持続成長型の起業家に比べて、兼業・副業の形態を選択している割合が高くなっている、とあります。

次に、(株)日本政策金融公庫総合研究所が行った、「2016 年度起業と起業意識に関する調査」により、起業時と現在の兼業・副業形態について見てみると、兼業・副業形態で起業した起業家のうち、約半数の起業家は起業後しばらくして兼業・副業の形態を辞め、自身で起業した事業のみの専業形態に移行していることが分かります。

私も中小企業診断士になった当初、この資格でどの程度、稼げるのかを見るために、試験監督をしたり、試験問題を作成したり、答案を採点したりした記憶があります。

起業には一定のリスクが伴うので、最初は、兼業・副業で徐々に行うことが望ましいのかもしれませんね!

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NPOが融資を受けるには??

2017年07月28日 05時00分00秒 | 2017年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「中小企業白書」171ページ「コラム2-1-5④図 ソーシャルビジネスとしての起業家の主要業種の分布」をみましたが、今日は172ページ「コラム2-1-5⑤図 【ソーシャルビジネス支援資金 制度概要】」をみます。

下図について白書は、日本政策金融公庫国民生活事業では、高齢者や障がい者の介護・福祉、子育て支援、地域活性化、環境保護等、地域社会が抱える課題の解決を目的とする事業を営む事業者に対して、ソーシャルビジネス支援資金を通して必要な資金の融資を行っている、とあります。

これまでNPOが借入をする場合は、NPOではなく代表者個人が行っていました。よって、ほとんどのNPOは運転資金が枯渇してしまい、代表者の負担は相当でした!

この制度を利用したことがないので分かりませんが、代表者の負担が減るような制度であるといいですね!

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起業家としてソーシャルビジネスでどの業種に進出しますか?

2017年07月27日 04時53分37秒 | 2017年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「中小企業白書」170ページ「コラム2-1-5③図 ソーシャルビジネスとしての起業家が起業に関心を持ったきっかけ」をみましたが、今日は171ページ「コラム2-1-5④図 ソーシャルビジネスとしての起業家の主要業種の分布」をみます。

下図からソーシャルビジネスとしての起業家の主要業種について、ソーシャルビジネスとしての起業家とソーシャルビジネスではない起業家で比較したものを見ると、ソーシャルビジネスとしての起業家は「医療、福祉」の割合が 27.4%と最も高く、次いで「サービス業(医療、福祉を除く)」、「教育、学習支援業」の業種について、ソーシャルビジネスではない起業家よりも割合が高くなっていることが分かります。

そういえば、ソーシャルビジネスのお仕事を手伝った時に、ドラッガーの「非営利組織の経営」で示唆を得た記憶があります。これまでドラッガーの言葉は抽象的なので、噛みしめるまで時間がかかったのですが、このときはすんなり飲み込めた記憶があります。

ソーシャルビジネスをご検討の方は、非常に参考になるので、是非、ご一読ください!

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ソーシャルビジネスを始めたきっかけは何ですか??

2017年07月26日 05時01分21秒 | 2017年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「中小企業白書」168ページ「コラム2-1-5①図 現在の企業形態別に見た、ソーシャルビジネスとしての起業家の割合」をみましたが、今日は170ページ「コラム2-1-5③図 ソーシャルビジネスとしての起業家が起業に関心を持ったきっかけ」をみます。

下図からソーシャルビジネスとしての起業家が起業に関心を持ったきっかけを見ると、ソーシャルビジネスではない起業家は「勤務先の先行き不安・待遇悪化」の割合が最も高い一方で、ソーシャルビジネスとしての起業家は「周囲の起業家・経営者の影響」の割合が最も高く、次いで「勤務先ではやりたいことができなかった」の順になっており、ソーシャルビジネスとしての起業家とソーシャルビジネスではない起業家で起業に関心を持ったきっかけが異なっていることが分かります。

また、そのほかにも、「事業化できるアイデアを思いついた」、「一緒に起業できる仲間を見つけた」、「事業に活かせる免許・資格の取得」といった項目において、ソーシャルビジネスではない起業家に比べて回答割合が特に高くなっています。

白書は、このことからも、ソーシャルビジネスとしての起業家は周囲の起業家・経営者の影響を受けながら、勤務先では実現できなかった自身で考えたアイデアを事業化するためや、一緒に起業する仲間を見つけたため、事業に活かせる免許や資格を取得したためといったプラスの要因により、起業に関心を持つ傾向にあることが考えられる、とあります。

ソーシャルビジネスとは、社会・地域が抱える課題の解決を目的とした事業ですので、通常のビジネスとは根本的な発想が違うように感じまが、実際には、いかなるビジネスにおいても顧客のニーズを起点にして利益を上げなくてはならないので、今回のような結果になるのでしょうね。

しつこいようですが、しっかりとした経営戦略と諦めない強い心が求められるのがソーシャルビジネスです。思いつきで周りを巻き込むのはやめましょうね!

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NPOでソーシャルビジネスを立ち上げる!

2017年07月25日 05時02分32秒 | 2017年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「中小企業白書」167ページ「第2-1-48図 起業時の経営資源の引継ぎについて」をみましたが、今日は168ページ「コラム2-1-5①図 現在の企業形態別に見た、ソーシャルビジネスとしての起業家の割合」をみます。

下図から起業家に占めるソーシャルビジネスとしての起業家の割合を企業形態別に見ると、個人企業(個人事業者)や株式会社・有限会社等はソーシャルビジネスとしての起業家の割合がそれぞれ 36.6%、44.1%に対し、特定非営利活動法人については 92.4%となっていることからも、特定非営利活動法人においては、個人企業や株式会社・有限会社等に比べて、ソーシャルビジネスとしての起業家の割合が特に高くなっていることが分かります。

次に、男女別、年代別にソーシャルビジネスとしての起業家の割合を見ると、全体のうち約半数が、自身が営む事業がソーシャルビジネスであると認識しており、男女別に見てみると、男性に比べて女性の方がソーシャルビジネスとしての起業家の割合が高くなっていることが分かります。

また白書は、年代別に見てみると、起業家の年齢が高くなるにつれて、ソーシャルビジネスとしての起業家の割合が徐々に上がっていることが見て分かる、とあります。

人間は、年を取ると、なぜかソーシャルビジネスへの関心が高まってくるんですよね。私の周りでもソーシャルビジネスを目指す人は多いですが、そうは簡単にお金は稼げないのも現実です!

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前職から経営資源を引き継ぎましたか??

2017年07月24日 04時46分01秒 | 2017年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「中小企業白書」165ページ「第2-1-47図 成長タイプ別に見た、在学中に受講した起業家教育の内容」をみましたが、今日は167ページ「第2-1-48図 起業時の経営資源の引継ぎについて」をみます。

下図から経営に必要なヒト、モノ、カネ、情報といった経営資源を起業時に家族や友人、前職の取引先や同僚、廃業企業から引き継いだかどうかについて成長タイプ別に見ると、はじめに従業員や顧客・販売先といった「ヒト」の要素については、家族・親族、友人・知人に比べて前職等関係者・廃業企業から多く引き継いでおり、さらに高成長型に比べて安定成長型、持続成長型の企業の方が引き継いでいる割合が高いことが分かります。

次に、機械・設備や工場・店舗・事務所といった「モノ」の要素に関しては、いずれの成長タイプの企業についても、「ヒト」の要素に比べて引き継いでいる割合は低いものの、持続成長型の企業を中心に、前職等関係者や廃業企業から引き継いでいる企業もいることが分かります。

最後に、技術やノウハウといった「情報」の要素に関しては、持続成長型の企業を中心に、前職等関係者や廃業企業から引き継いでおり、さらに、「引き継いでいない」と回答した割合につ
いては、いずれの成長タイプについても、「ヒト」・「モノ」の経営資源に比べて最も低くなっています。

白書は、以上より、起業した企業は、持続成長型の企業を中心として、主に事業に必要な技術やノウハウといった「情報」や、従業員や販売先といった「ヒト」の経営資源を引き継いで起業している傾向にあることが分かる、とあります。

「情報」を引き継ぐというと誤解を生むそうですが、実際には、ビジネスニーズなんでしょうね。会社は経営資源で構成されるので、この結果は納得ですね!

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起業に向けて在学中に何を学ぶか??

2017年07月23日 05時02分12秒 | 2017年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「中小企業白書」164ページ「第2-1-46図 成長タイプ別に見た、起業の目的」をみましたが、今日は165ページ「第2-1-47図 成長タイプ別に見た、在学中に受講した起業家教育の内容」をみます。

下図から起業家が在学中に受講した起業家教育の内容について見ると、高成長型の企業の起業家は、いずれの項目についてもおおむねほかの成長タイプの企業の起業家に比べて在学中の起業家教育の受講率が高く、また「起業家に関する本を読む」、「企業・商店における職場体験」、「リーダーシップを育成する教育」、「企業インターンシップへの参加」の割合がほかの成長タイプに比べて特に高くなっていることが分かります。

白書は、以上より、在学中に授業や講義を通して、簿記や金融、マーケティング、経営に関する知識や理論を習得することや、起業家の本を読むといった学習型の教育も起業の実現に有効であるが、それだけではなく、職場体験等の体験型のプログラムもまた起業の実現に有効であると考えられる、とあります。

私はサラリーマン時代に経営管理部門にいたので、簿記の知識があります。よって、弊社の決算は自分でやっていますが、金融やマーケに関する知識は全くないので、専門書で学びました。

経営はフィールドが広いので、すべての知識を持っている人はいないでしょうが、何か一つだけでその道でも通じるスキルがあると、自分の現在位置が分かって良いかもしれませんね~!!

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起業の理由でその後の成長が分かるかも??

2017年07月22日 06時07分36秒 | 2017年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「中小企業白書」163ページ「第2-1-45図 起業に関⼼を持ったきっかけについての、起業家と起業希望者・起業準備者との⽐較」をみましたが、今日は164ページ「第2-1-46図 成長タイプ別に見た、起業の目的」をみます。

下図から起業家が起業する目的を成長タイプ別に見ると、全体の傾向としては「自分の裁量で自由に仕事がしたい」が最も高く、次いで「社会貢献したい」、「仕事の経験・技術・知識・資格等を活かしたい」の順になっていることが分かります。

白書は、成長タイプ別に見てみると、高成長型の企業の起業家は「自分の技術やアイデアを事業化したい」、「経営者として社会的評価を得たい」、安定成長型の企業の起業家は「高い所得を得たい」、「社会貢献したい」、持続成長型の企業の起業家は「仕事の経験・技術・知識・資格等を活かしたい」、「自身の生計を維持したい」、「時間や気持ちのゆとりを得たい」の割合が、それぞれほかの成長タイプに比べて高くなっている。

このことからも、起業の目的によってその後の成長ルートが異なっていることが分かる、とあります。

私は仕事の経験と資格を活かした起業なので、持続成長型を選択しているのですね。ということは、きっかけとその後の成長には因果関係があるということです。なるほどね~!!

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起業に必要なのは、背中を押してあげること!

2017年07月21日 04時46分27秒 | 2017年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「中小企業白書」162ページ「第2-1-44図 成⻑タイプ別に⾒た、起業家が起業に関⼼を持ったきっかけ」をみましたが、今日は163ページ「第2-1-45図 起業に関⼼を持ったきっかけについての、起業家と起業希望者・起業準備者との⽐較」をみます。

下図から起業家と起業希望者・起業準備者の起業に関心を持ったきっかけについて比較してみると、「周囲の起業家・経営者の影響」の項目については、起業家・起業希望者・起業準備者を問わず割合が高いことが分かります。

また、起業家は、「勤務先の先行き不安・待遇悪化」、「周囲(家族・友人・取引先等)に勧められた」、「事業化できるアイデアを思いついた」といった割合が起業希望者・起業準備者に比べて特に高くなっている一方で、起業希望者・起業準備者は「勤務先ではやりたいことができなかった」、「働き口(収入)を得る必要があった」、「家庭環境の変化(結婚・出産・介護等)」といった割合が起業家に比べて高いことが分かります。

白書は、これらを踏まえ、起業に関心を持ってから実際に起業に至るためには、周囲から起業を勧められることが重要なきっかけとなることが分かる、とあります。

自分で壁を越えようと思っていても、なんだかんだで踏ん切りが着かない。その気持ちはよく分かります。でも、誰のために踏み出すのか、そこをしっかり考えれば、自ずと方向性が決まると思います!!

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やむを得ない理由で起業に関心を持った。。。

2017年07月20日 05時08分26秒 | 2017年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「中小企業白書」161ページ「第2-1-43図 男女・年代別に見た、起業家が起業に関心を持ったきっかけ」をみましたが、今日は162ページ「第2-1-44図 成⻑タイプ別に⾒た、起業家が起業に関⼼を持ったきっかけ」をみます。

下図から現在の成長タイプ別に、起業家が起業に関心を持ったきっかけを見ると、高成長型の企業の起業家は「周囲の起業家・経営者の影響」の割合が最も高く、次いで「周囲(家族・友人・取引先等)に勧められた」、「事業化できるアイデアを思いついた」の順になっていることが分かります。

安定成長型の企業の起業家は、高成長型の企業の起業家と同様に「周囲の起業家・経営者の影響」の割合が最も高く、次いで「勤務先ではやりたいことができなかった」となっています。

最後に、持続成長型の企業の起業家については、「勤務先の先行き不安・待遇悪化」の割合が最も高く、次いで「周囲の起業家・経営者の影響」となっているほか、「働き口(収入)を得る必要があった」の割合もほかの成長タイプに比べて比較的高くなっていることが分かります。

この結果について白書は、全体的に周囲の起業家や経営者の影響は強いものの、高成長型の企業の起業家は自身のアイデアを事業として展開するため、安定成長型の企業の起業家は勤務先ではできない、自身のやりたいことを行うためといった、前向きなきっかけで起業に関心を持っていると考えられる。

他方で、持続成長型の企業の起業家は、勤務先の先行き不安や待遇悪化のため、働き口を得る必要があったなど、やむを得ない理由で起業に関心を持った傾向にあると考えられる、とあります。

起業の理由はお金持ちになることではなく、困っている誰かを助けることと考えています。よって、最初はやむを得ない理由で起業したとしても、持続しているのであれば、困っている誰かを助けているということです。立派な経営者だと思いますね!!

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起業に関心を持ったきっかけは何ですか??

2017年07月19日 05時02分03秒 | 2017年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「中小企業白書」160ページ「第2-1-42図 成長タイプ別に見た、起業前の就業先での就業期間」をみましたが、今日は161ページ「第2-1-43図 男女・年代別に見た、起業家が起業に関心を持ったきっかけ」をみます。

下図から男女・年代別に起業に関心を持ったきっかけについて見ると、男性の49 歳以下においては、「周囲の起業家・経営者の影響」の割合が最も高く、次いで「勤務先ではやりたいことができなかった」、「勤務先の先行き不安・待遇悪化」の順になっています。

女性の49 歳以下においては、「周囲(家族・友人・取引先等)に勧められた」の割合が最も高く、次いで「家庭環境の変化(結婚・出産・介護等)」、「周囲の起業家・経営者の影響」の順になっていることが分かります。

この結果について白書は、女性については、男性に比べて、家族や友人等の周囲からの起業の勧めが起業のきっかけになることが多く、また、若い年代は周囲の起業家・経営者の影響や周囲の勧め、家庭環境の変化といったきっかけで起業に関心を持っているが、年代が上がるにつれて、事業に活用できる資格や免許の取得や、さらにその資格・免許を活かしてやりたいことが勤務先でできないといったきっかけに変化していることが分かる、とあります。

周囲にいる人から影響を受けて起業する気持ちはよく分かります。茨の道ですが、勇気を持って目標に向かって邁進していきましょう!

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経験を積んでから起業しよう!!

2017年07月18日 04時58分30秒 | 2017年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「中小企業白書」157ページ「第2-1-40図 成長タイプ別に見た、起業前の就業経験と起業の形態をみましたが、今日は160ページ「第2-1-42図 成長タイプ別に見た、起業前の就業先での就業期間」をみます。

下図から起業家が起業前の就業先に就業していた期間について見ると、全体の50%の起業家は「10 年以上」と回答していることが分かります。

この結果について白書は、起業家は比較的就業経験を積んでから起業していることが分かる。

また、成長タイプ別に見てみると、持続成長型の企業の起業家については、全体の約 75%が 5 年以上就業しているのに対して、高成長型、安定成長型の企業の起業家については、全体に占める約 4 割の起業家の前職での就業期間は、5 年未満であり、比較的短期間で独立していることが分かる、とあります。

次に、起業家が起業前に就業していた就業先の常用従業員・職員数について成長タイプ別に見ると、持続成長型の企業の起業家は、従業員数 20 人以下の規模の小さい企業に勤めていた割合がほかの成長がタイプに比べて高い一方で、高成長型の企業の起業家は、従業員数 301 人以上の比較的大規模な企業に勤めていた割合が高くなっていることが分かります。

勤務先で受けた顧客からのクレームや苦情を起点は事業を始めるきっかけになるので、今回の就業期間や勤務先の規模には納得できますね!

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退職することなく起業しよう!!

2017年07月17日 05時30分38秒 | 2017年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「中小企業白書」156ページ「第2-1-38図 成長タイプ別に見た、起業家の年齢分布」をみましたが、今日は157ページ「第2-1-40図 成長タイプ別に見た、起業前の就業経験と起業の形態」をみます。

下図から起業家の起業前の就業経験と起業の形態について、成長タイプ別に見ると、いずれの成長タイプについても、「退職した企業とは取引関係を持たない形で起業」と回答した起業家が約 6 割いることが分かります。

また、成長タイプ別に見ると、持続成長型の企業の起業家は「退職した企業の取引先として起業」、「勤務企業の分社化又は関連会社として起業」の割合がほかの成長タイプに比べて高い一方で、高成長型の企業の起業家は「退職することなく兼業・副業の形で起業」の割合が高くなっていることが分かります。

次に、起業家が起業する前に就業していた就業先について見ると、持続成長型の企業の起業家は、従業員数 20 人以下の規模の小さい企業に勤めていた割合がほかの成長がタイプに比べて高
い一方で、高成長型の企業の起業家は、従業員数 301 人以上の比較的大規模な企業に勤めていた割合が高くなっていることが分かります。

退職することなく起業することを、社内ベンチャーと呼ぶと思いますが、このような勤務形態がしっかりと根付いていることを感じますね。

また、私は大企業と中小企業の両方の勤務経験がありますが、やはり大企業の経営管理はしっかりものです。ですので、従業員を多く雇い強い成長を望むのであれば、大企業から学ぶべきことは多いと思いますね!

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