おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2012年度中小企業白書 >104ページの「新事業の関連分野」をみましたが、今日は106ページの「新事業展開に際して直面した課題」をみます。
新事業展開を実施した企業が直面した課題を規模別に比較して見ると、小規模事業者では「自己資金が不足」、「資金調達が困難」のように資金面の課題を挙げる事業者が多くなっています。
これに対し、中規模企業では「新事業を担う人材の確保が困難」、「新事業経営に関する知識・ノウハウの不足」と回答する企業が多くなっています。
さらに、「販売先の開拓・確保が困難」は、規模にかかわらず多くの企業が挙げており、新事業展開の共通の課題となっていることが分かります。
経営者が直面する日常的な課題は、「新事業を担う人材の確保が困難」という”ヒト”、「自己資金が不足」という”カネ”、「販売先の開拓・確保が困難」という”営業”に集約されます。
これに新事業展開を行うと「新事業経営に関する知識・ノウハウの不足」が加わると考えると、日常的な課題だけは先に目途をつけておかなければならないということですね!
昨日は2012年度中小企業白書 >104ページの「新事業の関連分野」をみましたが、今日は106ページの「新事業展開に際して直面した課題」をみます。
新事業展開を実施した企業が直面した課題を規模別に比較して見ると、小規模事業者では「自己資金が不足」、「資金調達が困難」のように資金面の課題を挙げる事業者が多くなっています。
これに対し、中規模企業では「新事業を担う人材の確保が困難」、「新事業経営に関する知識・ノウハウの不足」と回答する企業が多くなっています。
さらに、「販売先の開拓・確保が困難」は、規模にかかわらず多くの企業が挙げており、新事業展開の共通の課題となっていることが分かります。
経営者が直面する日常的な課題は、「新事業を担う人材の確保が困難」という”ヒト”、「自己資金が不足」という”カネ”、「販売先の開拓・確保が困難」という”営業”に集約されます。
これに新事業展開を行うと「新事業経営に関する知識・ノウハウの不足」が加わると考えると、日常的な課題だけは先に目途をつけておかなければならないということですね!