おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2014年版)の534ページ「第4-3-1図 コネクターハブ企業とその役割のイメージ図」をみましたが、今日は535ページ「第4-3-2図 全産業花火図のイメージ図」をみます。
コネクターハブ企業に関する白書の記載を要約すると・・・
地域内の経済を支えているコネクターハブ企業の活動を活性化させることや、地域で新しいコネクターハブ企業を創出していくことこそ、地域経済活性化の「切り札」となり得る。
しかしながら、現在、地方自治体や経済産業局等でも、コネクターハブ企業やその取引を定量的に把握できているわけではないことから、経済産業省では、コネクターハブ企業やその取引構造等、地域経済の産業構造分析を可能にするシステムの開発の準備を進めている。
この開発予定のシステムにおいて、企業間の取引構造を分析していくと、コネクターハブ企業を中核とした、花火のようなネットワーク図が見えてくる。
ここでは、このようなネットワーク図を、その形状から「花火図」と呼び、主に以下のような三つの花火図の機能を備えることを考えている。
そして、下がそのイメージ図です。
業種別に中核となる企業を中心に取引が示されており、それぞれの業種が占める面積は、その業種の企業数、従業員数、売上高等によって表示が可能であり、これらの全体像を視覚的に把握することが可能である。
また、業種を囲む四角形の色によって、域外への販売額と域外からの仕入額の差の多寡、つまりは、どの業種が域外からの資金を獲得しているのか把握することができる。
ビッグデータを活用していくことで、複雑な現状を分かりやすく可視化する。次年度の白書にこの結果を期待したいですね。
ということで、148日に亘った2014年版中小企業白書はこれで読破です。明日からは、これも毎年楽しみにしている「2014年版ものづくり白書」を読んでみたいと思います!
昨日は中小企業白書(2014年版)の534ページ「第4-3-1図 コネクターハブ企業とその役割のイメージ図」をみましたが、今日は535ページ「第4-3-2図 全産業花火図のイメージ図」をみます。
コネクターハブ企業に関する白書の記載を要約すると・・・
地域内の経済を支えているコネクターハブ企業の活動を活性化させることや、地域で新しいコネクターハブ企業を創出していくことこそ、地域経済活性化の「切り札」となり得る。
しかしながら、現在、地方自治体や経済産業局等でも、コネクターハブ企業やその取引を定量的に把握できているわけではないことから、経済産業省では、コネクターハブ企業やその取引構造等、地域経済の産業構造分析を可能にするシステムの開発の準備を進めている。
この開発予定のシステムにおいて、企業間の取引構造を分析していくと、コネクターハブ企業を中核とした、花火のようなネットワーク図が見えてくる。
ここでは、このようなネットワーク図を、その形状から「花火図」と呼び、主に以下のような三つの花火図の機能を備えることを考えている。
そして、下がそのイメージ図です。
業種別に中核となる企業を中心に取引が示されており、それぞれの業種が占める面積は、その業種の企業数、従業員数、売上高等によって表示が可能であり、これらの全体像を視覚的に把握することが可能である。
また、業種を囲む四角形の色によって、域外への販売額と域外からの仕入額の差の多寡、つまりは、どの業種が域外からの資金を獲得しているのか把握することができる。
ビッグデータを活用していくことで、複雑な現状を分かりやすく可視化する。次年度の白書にこの結果を期待したいですね。
ということで、148日に亘った2014年版中小企業白書はこれで読破です。明日からは、これも毎年楽しみにしている「2014年版ものづくり白書」を読んでみたいと思います!