おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2014年版)の129ページ「事例 2-2-1:山形県東根市「県全体で人口減少が進む中、子育て支援等により、人口増加に成功した自治体」をみましたが、今日は132ページ「第2-2-18図 商店街の空き店舗率の推移」をみます。
下図は、商店街の空き店舗率の推移を示したものですが、これを見ると、商店街の空き店舗の割合は、2003年に7.3%であったのが、2012年には14%を超えており、商店街はますますその活力を失っていることが分かります。
白書はこの理由について、百貨店の台頭、1998年に成立した「まちづくり三法」の一部である「大規模小売店舗立地法」、モータリゼーションの進展、郊外への大規模小売店舗の出店、さらに情報技術の進展によるEC市場の拡大としています。
また、店舗数が減少した結果、アーケードの維持・修繕費を賄えなくなって、アーケードが消滅の危機に陥っている商店街やアーケードを建設した際の融資が返せなくなり自己破産した商店街振興組合は、地域を問わず存在しているとあります。
では、商店街が抱えている課題は何でしょうか。明日、詳しく見ていきます!
昨日は中小企業白書(2014年版)の129ページ「事例 2-2-1:山形県東根市「県全体で人口減少が進む中、子育て支援等により、人口増加に成功した自治体」をみましたが、今日は132ページ「第2-2-18図 商店街の空き店舗率の推移」をみます。
下図は、商店街の空き店舗率の推移を示したものですが、これを見ると、商店街の空き店舗の割合は、2003年に7.3%であったのが、2012年には14%を超えており、商店街はますますその活力を失っていることが分かります。
白書はこの理由について、百貨店の台頭、1998年に成立した「まちづくり三法」の一部である「大規模小売店舗立地法」、モータリゼーションの進展、郊外への大規模小売店舗の出店、さらに情報技術の進展によるEC市場の拡大としています。
また、店舗数が減少した結果、アーケードの維持・修繕費を賄えなくなって、アーケードが消滅の危機に陥っている商店街やアーケードを建設した際の融資が返せなくなり自己破産した商店街振興組合は、地域を問わず存在しているとあります。
では、商店街が抱えている課題は何でしょうか。明日、詳しく見ていきます!