中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

可視化すると利益が上がる!!

2018年06月30日 04時35分31秒 | 2017年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「小規模企業白書」330ページ「第 2-3-30 図 ⼩規模事業者における、多様な人材の活⽤に当たっての課題」をみましたが、今日は332ページ「第 2-3-32 図 柔軟な働き⽅を実現するために⾏っている⾒える化等の取組と、多様な人材の活⽤により得られると考える効果の相関」をみます。

下図から業務プロセスの見える化への取組と、多様な人材の活用により得られる効果との関係を見ると、総じて、業務プロセスの見える化に取り組んでいる小規模事業者は多様な人材の活用により得られる効果を感じている傾向にあることが分かります。

次に、業務プロセスの見える化への取組と経常利益との関係について見ると、見える化への取組を実施している企業ほど、経常利益も増加傾向にあることが分かります。

小規模なほど透明性を強くすることに抵抗を感じてしまいがちですが、そういう経営ではいけないってことですね!!

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
お役に立った記事には「いいね!」をお願いします!
ご質問やコメントはFACEBOOKまで!
↓応援クリックお待ちしています!
にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

職場環境を改善するには、まず経営者の意識改革から!!

2018年06月29日 04時50分02秒 | 2017年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「小規模企業白書」328ページ「第 2-3-28 図 ⼩規模事業者における⼥性・シニアの活⽤状況」をみましたが、今日は330ページ「第 2-3-30 図 ⼩規模事業者における、多様な人材の活⽤に当たっての課題」をみます。

下図から小規模事業者において、女性・シニアを活用する際の課題を見ると、「経営者の意識改革」が30.8%、「他の従業員との公平性の確保・摩擦の軽減」が24.7%となっていることが分かります。

次に、上記の課題解決に向けて、小規模事業者が多様な人材を活用・検討するため、どのような取組を行っているかを見ると、職場環境の整備においては、女性・シニアを活用している者は、「時間外労働の削減・休暇制度の利用促進」が26.8%、「職場環境・人間環境への配慮」が24.5%となっており、また、業務プロセスの見える化等の取組においては、「各人の業務内容・役割分担の明確化」が36.9%、「5Sの徹底」は32.8%となっていることが分かります。

職場環境の改善の起点は経営者の意識改革にあり、それが快適な職場環境の形成につながる、ということですね。また社長に課題が与えられましたね~笑!!

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
お役に立った記事には「いいね!」をお願いします!
ご質問やコメントはFACEBOOKまで!
↓応援クリックお待ちしています!
にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

女性やシニアを活用すると業績が向上する!!

2018年06月28日 04時45分27秒 | 2017年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「小規模企業白書」324ページ「第 2-3-24 図 人材確保の成否別に⾒た、人材の定着に向けて有効だと考える取組」をみましたが、今日は328ページ「第 2-3-28 図 ⼩規模事業者における⼥性・シニアの活⽤状況」をみます。

下図から小規模事業者における女性やシニアの活用検討状況を見ると、女性の活用を検討している若しくは検討中の事業者は、72.2%、シニアにおいては、59.2%であることが分かります。

実際に、女性やシニアの活用状況と業績の関係を見てみると、売上高が増加傾向にある企業ほど、女性やシニアを活用している、若しくは活用を検討している傾向にあることが見て取れます。

ここでいうシニアとは60歳以上のことです。女性やシニアを活用することで業績が向上することに直接の因果関係はないと思いますが、雇う側にビジネスの仕組みが構築できていることの証左なのでしょうね。だから女性やシニアが活躍できる。そこが強いですよね!!

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
お役に立った記事には「いいね!」をお願いします!
ご質問やコメントはFACEBOOKまで!
↓応援クリックお待ちしています!
にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

人材の定着に向けて経営者に求められる行動とは??

2018年06月27日 04時56分18秒 | 2017年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「小規模企業白書」322ページ「第 2-3-22 図 直近 3 年間の採⽤活動の実施状況」をみましたが、今日は324ページ「第 2-3-24 図 人材確保の成否別に⾒た、人材の定着に向けて有効だと考える取組」をみます。

下図から人材確保の成否別に人材の定着に向けて有効だと認識する取組について見てみると、「能力や適性に応じた昇給・昇進」は、成否によらず、回答割合が高い項目となっていますが、他方で、「時間外労働の削減・休暇制度の利用促進」や「勤務時間の弾力化」等は、人材確保成功企業と人材確保不成功企業の間で回答に差がつく傾向にあることが分かります。

この結果について白書は、勤務形態に柔軟性をもたらすことが、人材確保の定着に向けて、有効な取組であることが示唆される、とあります。

続いて、第 2-3-25 図で、人材確保の成否別に、職場環境や経営者の振る舞いの違いを見てみると、人材確保の成否で回答に差が生じている項目として、「所定労働時間内で仕事を終える雰囲気がある」や「従業員間のコミュニケーションが活発」、「業務量・業務負担が公平」等が挙げられます。

これについて白書は、人材確保に成功している小規模事業者では、労働時間や業務の采配に配慮をしていることや従業員内で良好な関係を保たれていることが特徴として挙げられる、とあります。

人材の定着に向けて経営者に求められる行動がここから浮かび上がってきますね。やはり経営者は大変ですね。。。!!

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
お役に立った記事には「いいね!」をお願いします!
ご質問やコメントはFACEBOOKまで!
↓応援クリックお待ちしています!
にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

採用した人材が3年以上定着している事業者は9割である!!

2018年06月26日 04時28分13秒 | 2017年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「小規模企業白書」311ページ「第 2-3-21 図 組織形態別・直近の売上⾼傾向別に⾒た、新しい顧客への展開及び新しい製品・サービスの開発に当たって重視する点」をみましたが、今日は322ページ「第 2-3-22 図 直近 3 年間の採⽤活動の実施状況」をみます。

下図から小規模事業者における採用活動の実施状況を見ると、直近3年間においては、中規模企業では、97.7%の企業が採用活動を実施しているのに対して、小規模事業者では、67.7%となっており、定期的な採用活動を行っていないことが分かります。

続いて、採用した人材が、質・量共に期待どおりの人材であったか、そして、その人材が定着に至ったかどうかを見ると、まず、採用した人材が期待どおりの人材であった割合は42.4%となっており、そして、その人材が定着したかどうかを見てみると、約9割の事業者で、おおむね3年以上定着していることが分かります。

この結果について白書は、小規模事業者においては、第 2-3-22 図で見たとおり、採用活動は6割程度であるものの、採用できた人材に対しては、約4割の事業者が期待どおりであり、かつ、定着率も高い傾向にある、とあります。

「約9割の事業者でおおむね3年以上定着している」という結果について信じられないと考えるのは私だけではないと思います。小規模事業者の採用と人材の定着に関しては難しいと諦めている方はかなり多いと思いますが、このデータから採用活動を勇気づけていただきたいですね!!

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
お役に立った記事には「いいね!」をお願いします!
ご質問やコメントはFACEBOOKまで!
↓応援クリックお待ちしています!
にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

既存事業の技術とノウハウを活かそう!!

2018年06月25日 05時33分43秒 | 2017年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「小規模企業白書」310ページ「第 2-3-20 図 組織形態別・業種別に⾒た、新たな顧客への展開及び新たな製品・サービスの開発における課題」をみましたが、今日は311ページ「第 2-3-21 図 組織形態別・直近の売上⾼傾向別に⾒た、新しい顧客への展開及び新しい製品・サービスの開発に当たって重視する点」をみます。

下図から新たな顧客への展開や新たな製品・サービスの開発に当たって、小規模事業者が重視する点を見ると、組織形態や売上高の傾向にかかわらず、「既存事業の技術・ノウハウが活かされる」ことを重視している傾向にあることが見て取れます。

白書は、法人事業者に着目すると、業績が良い企業ほど、製品・サービスを提供する販路があることや市場規模や市場の成長性を重視している傾向にある。個人事業者で業績が良い企業を見ると、製品・サービスを提供する販路のほか、競合が少なく、価格競争に陥りにくい点を重視している傾向にある、とあります。

要するに、自社の強みが活かせることを出発点にしているということですね。当然と思えることほど実施するのが難しいので、成功している企業には頭が下がりますね!!

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
お役に立った記事には「いいね!」をお願いします!
ご質問やコメントはFACEBOOKまで!
↓応援クリックお待ちしています!
にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

商品サービスの開発には多くの負担がかかる!!

2018年06月24日 04時37分37秒 | 2017年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「小規模企業白書」309ページ「第 2-3-19 図 売上拡⼤に向けた取組別に⾒た、経営⽅針の実⾏による効果」をみましたが、今日は310ページ「第 2-3-20 図 組織形態別・業種別に⾒た、新たな顧客への展開及び新たな製品・サービスの開発における課題」をみます。

下図から新たな顧客への展開、新たな製品・サービスの製品・サービスの開発に当たって課題となっている点を見ると、組織形態にかかわらず、販路開拓やコストの負担が課題となっている様子が見て取れます。

この結果について白書は、法人事業者に着目すると、ノウハウを持った人材の不足や成果が出るまでの時間に課題を感じている傾向がうかがえる一方で、個人事業者は、取組時間の余裕のなさや成果が出るまでの時間に課題を抱えている傾向にある、とあります。

そもそも想定通りに進むと考える時点で問題があるのでしょうね。課題があって当たり前。経営者には様々な負担がかかるということを覚悟しないといけませんね!!

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
お役に立った記事には「いいね!」をお願いします!
ご質問やコメントはFACEBOOKまで!
↓応援クリックお待ちしています!
にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

売上を拡大させたければ、何をすれば良いか??

2018年06月23日 06時49分30秒 | 2017年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「小規模企業白書」307ページ「第 2-3-17 図 商圏区分別に⾒た、⾃社の経営⽅針」をみましたが、今日は309ページ「第 2-3-19 図 売上拡⼤に向けた取組別に⾒た、経営⽅針の実⾏による効果」をみます。

下図から①売上拡大に向けた取組を全て実施している者、②PR活動のみを実施している者、③売上拡大に向けた取組をいずれも実施していない者で効果の違いを見ると、総じて、①売上拡大に向けた取組を全て実施している者が効果を高く感じていることが分かります。

特に、「新規顧客の獲得」や「売上高の増加」、「利益の増加」では、①売上拡大に向けた取組を全て実施している者とそうでない者の差が大きくなっている、とあります。

「新規顧客の獲得」「リピート顧客の増加」「自社の知名度向上」「技術・サービス力の向上」。売上の拡大を目指す我々にとって、この取り組みは当たり前のことを再認識させて貰える内容です。これは感謝ですね~!!

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
お役に立った記事には「いいね!」をお願いします!
ご質問やコメントはFACEBOOKまで!
↓応援クリックお待ちしています!
にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

売上高を伸ばすにはスクラップ&ビルドが必要!!

2018年06月22日 04時43分33秒 | 2017年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「小規模企業白書」303ページ「第 2-3-16 図 組織形態別に⾒た、PR 活動における課題」をみましたが、今日は307ページ「第 2-3-17 図 商圏区分別に⾒た、⾃社の経営⽅針」をみます。

下図から経営方針と売上高の傾向の関係について見ると、売上高が増加傾向となっている割合が最も高い経営方針は、「現在の事業を廃止し、新しい商圏・顧客に対して新しい製品・サービスを開発・展開」であり、続いて、「新しい商圏・顧客に対して現在の製品・サービスを展開」及び「現在の事業に加えて、新しい商圏・顧客に対して新しい製品・サービスを開発・展開」となっていることが分かります。

この結果について白書は、このように、新しい製品・サービスの開発・展開への取組や新商圏・顧客の開拓といった取組が、業績に好影響を与えていることを改めて確認することができる、とあります。

この結果は想像していたとは言え、非常に興味深いですね。やはり事業のスクラップ&ビルドが重要ということですね。肝に銘じたいと思います!!

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
お役に立った記事には「いいね!」をお願いします!
ご質問やコメントはFACEBOOKまで!
↓応援クリックお待ちしています!
にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

御社の経営方針はどこに向かっていますか??

2018年06月21日 05時02分25秒 | 2017年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「小規模企業白書」303ページ「第 2-3-16 図 組織形態別に⾒た、PR 活動における課題」をみましたが、今日は307ページ「第 2-3-17 図 商圏区分別に⾒た、⾃社の経営⽅針」をみます。

下図から売上拡大に向けた経営方針について見ると、同一市町村内が主な商圏の者は、既存の商圏・顧客との関係を強化することを主眼に置いている傾向にあることが見て取れます。他方で、商圏が広域になるに従い、新しい商圏・顧客への展開や新しい製品・サービスの開発・展開を経営方針として定める傾向にあることがうかがえます。

白書は、この図の序文として、第3項まで売上拡大に向けた取組を見てきたが、これらの取組を実施していく上では、小規模事業者それぞれが、自身の経営方針を明確に定め、その方針に沿って売上拡大に向けた取組を実施していくことが必要となる、とあります。

持続化補助金の相談を受けていて経営方針を一字一句明確に回答される経営者もいれば、そんなこと考えたこともないと回答される方もいます。経営で重要なことの一つは経営方針だと考えていますので、曖昧な場合は、じっくりと整理されると良いと思います!!

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
お役に立った記事には「いいね!」をお願いします!
ご質問やコメントはFACEBOOKまで!
↓応援クリックお待ちしています!
にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

自社のPRにおける課題は何ですか??

2018年06月20日 04時40分56秒 | 2017年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「小規模企業白書」302ページ「第 2-3-15 図 商圏別に⾒た、⾃社の知名度を向上させる取組」をみましたが、今日は303ページ「第 2-3-16 図 組織形態別に⾒た、PR 活動における課題」をみます。

下図からPR活動における課題を見ると、これまで見てきた課題と同様、コストの負担や時間的余裕のなさが課題となっており、特に、法人事業者では、必要な技術・ノウハウを持った人材の不足が課題となっている傾向にあることがうかがえます。

この結果について白書は、小規模事業者においては、どの活動を取り上げても、特に、人材不足や時間的な余裕のなさといった課題が見られた、とあります。

そこで、第3節では、これらの課題を解決していく上で重要な人材の確保に係る取組や課題を分析していく。加えて、小規模事業者は、その経営資源に限りがあることから、業務の一部をアウトソーシングすることも、上述の課題を解決するのに有用だと考えられる。こうした認識のもと、後述においては、人材確保に係る分析に加えて、小規模事業者のアウトソーシングの活用の実態や効果等を分析していく、とあります。

商品やさーびすのPRが得意であっても、自社のPRを得意とする経営者はあまりいないような気がします。恥ずかしがらずに発信していかないと伝わらないという意識を持つべきなのでしょうね!!

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
お役に立った記事には「いいね!」をお願いします!
ご質問やコメントはFACEBOOKまで!
↓応援クリックお待ちしています!
にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

小規模事業者の知名度を高めるには??

2018年06月19日 04時34分00秒 | 2017年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「小規模企業白書」301ページ「第 2-3-14 図 商圏別に⾒た、PR 活動における取組(一般消費者)」をみましたが、今日は302ページ「第 2-3-15 図 商圏別に⾒た、⾃社の知名度を向上させる取組」をみます。

下図から小規模事業者の自身の知名度向上に係る取組について見ると、商圏が広域になるにつれて、「自社WEBサイトによるPR強化」や「SNSによるPR強化」、「展示会・商談会への出展」といった取組に力を入れている傾向にあることがうかがえます。

白書は、他方で、商圏が同一市町村の事業者においては、「折込チラシやパンフレットの配布によるPR強化」や「店頭における販促活動の強化」に取り組んでいる傾向にある、とあります。

昨日は小規模事業者持続化補助金の「具体的な取り組み」の参考になると記載しましたが、これも参考になりますね。私はSNSの活用を今後強化して行こうと考えています~!!

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
お役に立った記事には「いいね!」をお願いします!
ご質問やコメントはFACEBOOKまで!
↓応援クリックお待ちしています!
にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

持続化補助金の「具体的な取組み欄」が上手く書けない場合には??

2018年06月18日 04時32分50秒 | 2017年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「小規模企業白書」300ページ「第 2-3-13 図 商圏別に⾒た、PR 活動における取組(企業)」をみましたが、今日は301ページ「第 2-3-14 図 商圏別に⾒た、PR 活動における取組(一般消費者)」をみます。

下図から一般消費者向けのPR活動を見ると、一般消費者向けのPR活動においては、インターネットを活用したPR活動が、重要な取組となっている様子がうかがえます。

他方で、商圏が同一市町村内である事業者に目を向けると、折込チラシやパンフレットの配布といった取組や、店頭での販促、アフターサービスの充実といった取組にも、注力している傾向にある。

この結果について白書は、地域的なつながりを重視し、顔と顔が見える取組を実施していくことも一般消費者向けのPR活動では、重要な手段となっていることがうかがえる、とあります。

先般募集が終わった小規模事業者持続化補助金への応募書類を見ると、「具体的な取り組み」の記載が弱い事業者の方が散見されました。上手くかけない場合には、ここから引用すると良いですね。次回の参考にしましょう~!!

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
お役に立った記事には「いいね!」をお願いします!
ご質問やコメントはFACEBOOKまで!
↓応援クリックお待ちしています!
にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

インターネットを活用して販路開拓していますか??

2018年06月17日 05時56分27秒 | 2017年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「小規模企業白書」298ページ「第 2-3-12 図 組織形態別・売上⾼傾向別に⾒た、⾃社の強みを把握した効果」をみましたが、今日は300ページ「第 2-3-13 図 商圏別に⾒た、PR 活動における取組(企業)」をみます。

下図から商圏区分別に小規模事業者の企業向けの、自身の製品・サービスのPR活動を見ると、「地域の商工会・商工会議所の取組への参加」に取り組んでいる事業者が多い傾向にあることが分かります。

白書は、商圏が広域になるにつれ、インターネットを活用した活動に注力している傾向にあることがうかがえる、とあります。

この図の序文として、IT技術の進展等により、顧客は、製品・サービスに対する様々な情報を入手できるようになっており、小規模事業者にとっては、ITを活用してPRすれば、これまで商圏にいなかった顧客に対しても、販路を拡大できるチャンスになる。

このため、売上拡大に向けて小規模事業者は、事業者自身や自身の製品・サービスを積極的に顧客に認知してもらうPR活動に取り組むことが必要となっている、とあります。

小規模事業者がネットを活用することで販路開拓につながっている事例が非常に多くなってきました。その一方で、乗り遅れている事業者も多く、二極分化しているのが現状なのでしょうね!!

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
お役に立った記事には「いいね!」をお願いします!
ご質問やコメントはFACEBOOKまで!
↓応援クリックお待ちしています!
にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

自社の強みを把握することで得られる効果とは??

2018年06月16日 05時38分42秒 | 2017年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「小規模企業白書」297ページ「第 2-3-11 図 直近の売上⾼傾向別に⾒た、⾃社の強みを把握する上での課題」をみましたが、今日は298ページ「第 2-3-12 図 組織形態別・売上⾼傾向別に⾒た、⾃社の強みを把握した効果」をみます。

下図から自身の強みを把握する効果を見ると、法人、個人という組織形態にかかわらず、「新規顧客・販路の獲得」や「自社の強みを活用した既存製品・サービスの改善、ブランド力強化」、「自社の強みを活用した新製品・サービスの開発、ブランド構築」に効果を得ていることが分かります。

白書は、特に、個人事業者では、売上高が増加傾向にある企業は57.7%の企業が「新規顧客・販路の獲得」に効果を得ていると回答しているのに対して、売上高が減少傾向にある企業では、29.5%にとどまっている。

また、法人事業者に着目すると、「自社の強みを活用した既存製品・サービスの改善、ブランド力強化」について、売上高が増加傾向の企業では、44.7%の回答割合となっているのに対して、減少傾向の企業では31.3%となっており、売上高の傾向によって、強みの把握による効果に差が生じている、とあります。

「己を知り敵を知れば百戦危うからず」と言いますが、自社の強みを知ることで、このような有意な結果を得られるということですね!!

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
お役に立った記事には「いいね!」をお願いします!
ご質問やコメントはFACEBOOKまで!
↓応援クリックお待ちしています!
にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへ
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆