久しぶりに、勉強出来るゆっくりした時間が出来たので、故中村元先生のDVDを見ている。
原始仏教をもっともっと知りたいからである。
そうでなければ、パタンジャリが編纂したYogaの哲学も理解出来ないからだ。
釈迦の教えもYogaの哲学も、2000年前後経つと、さまざまな添加物が付いて、元の教えが見えなくなっている部分もある。
故中村元先生は、西洋哲学、東洋哲学全般に明るく、その著書では、いろいろな角度からの解釈をされ(サンスクリッド語からの直訳)、研究者にとっては非常に分かりやすい。
仏教もYogaも、中国をはじめ、さまざまな人を介して、我々に伝わって来た。
その過程でついた、添加物を取り払い、仏陀は、どんな教えをしていたのか?パタンジャリは何を伝えたかったのか?を探求すると、意外なまでにシンプルで、分かりやすい教えが見えてくる。
今日からお盆でお仏壇に手を合わせる人も多いかと思う。
先祖を想うとき、綿々と続くその遺伝子が自分の中に流れていることを考えてみる。
自分を見つめると、自然と自分とは何かが見えてくるはずである。
Shudhananda@MAYURA