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Yoga Sutoras of PatanJali Chapter2-23

2018-07-04 | Yoga

2-23 svas svamisaktyoh svarupalabdhi hetuh samyogah

観るものと観られるものを同質と認知し、結合させる(には)原因がある。


2-22「目的を達成したプルシャに対して(グナは)消滅するが、他にとっては共通のものゆえに存在し続ける。

2-24「この結合の原因が無知である」


カイバルヤに至る前段階の解釈。
細かなサンスクリッド記載は、面倒なので(笑)割愛させて頂きました。

沢山の「グナ」がついた和訳が多いため、久しぶりに更新&掲載したと言うのもありますが、yogaを進めてゆくうちに、混沌としている人たちが増えているように感じたのも、久しぶりに更新した理由のひとつです。

フィジカルなハタヨガから、ヨーガスートラの説くメンタルなヨガへ移行し、段階が進んでゆくと、「自分とはだれか?」が分からなくなり、瞑想でなく「迷走」し始めることがあります。

そこで、観るもの「プルシャ」と言う不動の存在を軸にして進めてゆく大切さを、パタンジャリは説いているわけです。

初期の仏教に大きな影響を受けているパタンジャリのyogasutora。

様々な古典の知識、生きてゆく中での知恵…
無知や無明では真髄に触れらないため、悩んでは学び、また瞑想し、学ぶ…の繰り返しでブラッシュアップし続けるシステムなのですね。

なので、chapter1-1 atha yoganusasanan さぁ、話をはじめますよ
とわざわざ前置きをしたわけです。

至る所に暗号や、ヒントを散りばめてくれたパタンジャリに感謝しつつ、学んでゆきたいものです。

shudhananda