うぇるなび

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お彼岸

2009-03-25 | Yoga
春分の日、秋分の日は太陽が真東からのぼり、真西に沈む日。
春分の日はお彼岸の中日でもあります。

西方彼方にある極楽浄土を彼岸といいます。
悟りの境地のことも彼岸と言います。

サンスクリッド語(梵語)ではパーラム。

それに対し、この世は『此岸』(しがん)と言います。
サンスクリッド語ではサーバ。
世俗社会を表す『シャバ』と言う言葉はここから来ています。

般若心経で『ハンニャハラミタ』と言う一節がありますが、これは・・・
パーラム(向こう岸)+イータ(渡る)と言う意味で、『悟り』=あの世に渡った心境 を得ようとする意味なのでしょう。

今ではお彼岸の本当の意味も分からず、何気なく過ごす事が多いですが、本来は年に2回、物質的なこの世を捨て、あの世へ想いをはせる大切な1日だったようです。

yama@mayura


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