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カイヴァルヤ

2010-03-28 | Yoga
パタンジャリのYogaスートラの最後は、こう締めくくってあります。

第4章34節 最終節 

PURUSHARTHASUNYANAM GUNANAM PRATIPRASAVAH KAIVALYAM SVARUPA PRATISHTHA VA CHITISAKTER ITI.

意訳すると、プルシャに仕えるという目的がなくなった3つのグナ(トリグナ)は、プラクリティに還入し、独存の境地(カイヴァルヤ)が現れる。これは、純然たる意識が自らの純粋な本性の内に安住することである。

今から2000年近く前にまとめられたYogaスートラの最後は、このように締めくくられています。

プルシャ、グナ、プラクリティはサンキヤ哲学のことば。
カイバルヤは解脱の意。
ほとんどの人がチンプンカンプンな内容だと思います。

僕も言葉の中だけでしか理解出来ていません。

しかし、Yogaの最終目的が、依存でなく、独存にあることは間違いありません。
そして、心の動揺が全く起きなくなり、とても幸福な気持ちに安住出来る事が想像出来ます。

一般の人でも出来るYogaの奥義は、『依存しない』『自立した人生』を歩む努力を、絶え間なくする事ではないかと思います。
そうすることで、無上の幸福感が得られるはずです。
もちろん、なかなか出来る事ではないのかも知れませんが・・・

こんなYOGAスートラの講義でよかったら、4月11日に体験セッションをしますので、お越し下さいませ。

yamabech@MAYURA


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