スケートよた日記

やたぴいです。
 アイススケート インラインスケート
 ジョギング ライブアイドル
 市民講座 地域ボランティア 

市民講座 マイノリティーが生きがいを持てる社会へ

2012年10月24日 | 本や漫画、TV、映画
このところ市民講座がお気に入り。2週間ほど前になりますが、元NHKアナウンサー町永俊雄さんの講演会を聞いてきました。NHK福祉ネットワークを長く担当された方です。町田在住
さすがにアナウンサー、話がうまい。

 まず、マイノリティーとは誰のことか。生産性と効率重視の現代日本では、障がい者、女性、老人、外国人などがマイノリティーとして扱われことが多い。彼らは社会から「孤立」し、周りからは「関心」もたれず、そして「排除」される。この孤立/無関心/排除をキーワードとしたexclusive社会がいまの日本の状態としています。
 それに対して、マジョリティ・マイノリティが共存して「お互い支え合う社会」。このような社会を町永さんはinclusive社会と呼んで、今後の日本の在るべき姿としています。

 講演の途中で短編動画をいくつか見せてくれました。視力障がいのトロンボーン奏者のコンサートソロ演奏、知的障がい児との学校生活でお互い育ちあう児童たち、東日本大震災で被災した中学校の卒業答辞。これらはどれもがわたしの涙腺を刺激して、大泣き状態になってしまいました。この動画はいずれも「支え合う社会」を実現で現状を改善していく事例です。

 この講演の終盤、町永さんが次のような問いかけをしました。

「人の力を借りると、○○○」   ○○○には何が入る? 

 すると「迷惑をかける」とか「嫌われる」とか、否定的な返事が多いそうです。今の世の中、他人の手を煩わすことは悪いことなんです。

 町永さんが理想とする支え合う社会では、「人の力を借りると『なんでもできる』」   

良い言葉と思いました。

わたしも常日頃から他人の役に立ちたい、と思っていますし、そうできたら大変うれしく思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする