スケートよた日記

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保護者との関わり

2023年06月04日 | スケート指導者
スポーツジャパン:保護者とどのように向き合っていますか? 2023年3-4月号

小野田正利(阪大)
・子どもは熱中するが、保護者は過熱する
・家族や世間の期待が子ども本人の意思や能力とを超えて膨らむことがある。
・過熱の一例:大学や高校のスポーツ科が増えたのは80年代以降。特に2000年以降は推薦やスカウトがまかり通ることになった。スポーツメーカーの支援も複雑に絡む。
  保護者は進学に有利・カリスマコーチ探求、コーチは学校からの使命 → 勝利至上主義、不適切指導の横行、保護者の口出し
・子どもへの健康被害を防ぐために、コーチには科学的知識、保護者には根性強要しないこと。
・近年は部活も本気と楽しみに二分。子どもの思いが保護者世代とは大きく異なっている

春日晃章(岐阜大)
・統計上、兄弟で最も運動能力高いのは第二子。
・子どもの運動能力は、保護者がスポーツに興味あるかどうかで決まる。スポーツをするだけでなく、見る機会も重要。保護者の運動能力そのものではない。
・保護者がスポーツに興味ないと子供に移る。
・運動神経の発達は6~7才までできまる。幼児期、子どもに遊びや運動の習慣づけできるかどうかがカギ。極端にリスクを恐れないでチャレンジすることも大事。
・活発に遊ぶ子は頭もいい
・保護者には指導者の悪口は控えてほしい。特に子どもの前では。
・岐阜県。運動が苦手の子どもだけで子ども運動チャレンジ教室。ふだん主役になれない子に楽しさを感じてもらう体験。スポーツ空き増やす効果大。

松田雅彦(阪教大附平野)
・保護者はどうしてもわが子中心に考える傾向がある。
 それに対し指導者は、あなたのお子さんのこともほかのお子さんのことも、みんなのことを考えている、とものごとを正確に言語化して伝える必要がある
 例えば、個々の能力に応じて練習を工夫しみんなが楽しめるようにしていることなど。
・自分のチームや子ども中心に考えてしまうこと、結果主義におちいること、はトラブルの元凶。
 対戦相手をリスペクトし ”私もあなたも楽しい” 関係性を築くことこそスポーツ文化を享受すること
・もっとつきっきりで教えてほしい党保護者には、考えない子に育ってしまうと回答。
・大切にしべきは、子どもが家に帰ってきょうもおもしろかった!といってくれること。
コメント
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