Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

15人の監督たち(前)

2014-01-29 04:08:24 | コラム
某日―。
映画小僧の同志たちが完治祝いを開いてくれたのだが、そこで「ブログの偏愛的な映画ランキングが面白い。でも映画監督別のランキングって、やってないよね?」といわれた、、、ので、早速やってみようと思う。

題して「15人の監督たち」。
きょうから3日間をかけて、自分が信奉する映画監督15人の「それぞれのベストテン」を展開してみたい。

これはブログにしていなかっただけで、自分のなかではすでに出来上がっていること。
だから数分で出来上がったのだが、
現役の監督の場合、旧作と新作がバランスよく並ぶのが理想的、しかしスコセッシもデ・パルマも(明日以降に登場する)塚本もなかなかそういうわけにはいかず、これは監督の絶頂期とかそういうこと以上に、自分の観た時期によるところが大きいのかなぁ、、、なんて思ったりもしたのであった。


【黒澤明】…映画の革命児。自分にとっては時代劇ではなく、現代劇のひと。

(1)『天国と地獄』(63)
(2)『野良犬』(49)
(3)『酔いどれ天使』(48)
(4)『用心棒』(61)
(5)『生きる』(52)
(6)『悪い奴ほどよく眠る』(60)
(7)『どん底』(57)
(8)『赤ひげ』(65)
(9)『白痴』(51)
(10)『七人の侍』(54)

【マーティン・スコセッシ】…天才。元祖映画小僧。超絶テクニシャン。

(1)『タクシードライバー』(76)
(2)『レイジング・ブル』(80)
(3)『グッドフェローズ』(90)
(4)『最後の誘惑』(88)
(5)『キング・オブ・コメディ』(83)
(6)『エイジ・オブ・イノセンス』(93)
(7)『ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』(2008)
(8)『ヒューゴの不思議な発明』(2011)
(9)『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013…トップ画像、文末動画参照)
(10)『クンドゥン』(97)

【ブライアン・デ・パルマ】…変態。狂人。90年代以降に巨匠とはなったが、本質は変わらず。

(1)『キャリー』(76)
(2)『悪魔のシスター』(73)
(3)『殺しのドレス』(80)
(4)『カリートの道』(93)
(5)『ファントム・オブ・パラダイス』(74)
(6)『パッション』(2012)
(7)『ミッドナイトクロス』(81)
(8)『スカーフェイス』(83)
(9)『愛のメモリー』(76)
(10)『アンタッチャブル』(87)

【大島渚】…喧嘩上等、怒れるアジテーター。

(1)『絞死刑』(68)
(2)『愛のコリーダ』(76)
(3)『儀式』(71)
(4)『日本の夜と霧』(60)
(5)『青春残酷物語』(60)
(6)『少年』(69)
(7)『白昼の通り魔』(66)
(8)『夏の妹』(72)
(9)『戦場のメリークリスマス』(83)
(10)『日本春歌考』(67)

【今村昌平】…赤貧もなんのその。映画のためなら人生賭けてやる。

(1)『豚と軍艦』(61)
(2)『復讐するは我にあり』(79)
(3)『黒い雨』(89)
(4)『神々の深き欲望』(68)
(5)『人間蒸発』(67)
(6)『赤い殺意』(64)
(7)『にっぽん昆虫記』(63)
(8)『果しなき欲望』(58)
(9)『エロ事師たちより 人類学入門』(66)
(10)『うなぎ』(97)





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明日のコラムは・・・

『15人の監督たち(中)』

コメント (3)
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