Cape Fear、in JAPAN

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俳優別10傑 海外「さ行」女優篇(8)

2017-06-06 00:10:00 | コラム
~シャーリーズ・セロンのキャリア10傑~

長身のモデル体型、整い過ぎているセロン嬢、30代真ん中くらいだと思ったら、もう41歳だった。

このひとがほかの「お人形さん系」女優とちがうのは、DV癖のある実の父親を、実の母親が射殺、そんな特異な現場に居合わせた過去があるところ。

母親は正当防衛が認められて刑務所に入ることはなかったけれど、
本人がどれほど否定しようと、こうした背景がセロン嬢の人格形成に影響を与えたことはたしかでしょう。

キャリア1位に選出した映画は、本人がそう発言したわけではないが、過去との決別、、、みたいな意味もあったんじゃないだろうか・・・。


(1)『モンスター』(2003)

女性死刑囚アイリーンを熱演し、オスカー主演女優賞を受賞。



「人生なんて、こんなもの」と諦念さえ感じられるキャラクターだが、それでも恋はするのだ。




(2)『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)

女戦士をクールに演じる。

20世紀はシガーニー・ウィーバー、今世紀はセロン嬢が最先端。



(3)『サイダーハウス・ルール』(99)

中絶希望のキャンディを好演、主人公にとっての初恋のひとになる。

そりゃあ、誰でも惚れるぜ。

(4)『プロメテウス』(2012)

ここのところ元気なリドリー・スコット御大によるSF大作。

セロン嬢の強みは、あらゆるジャンル映画に染まることが出来る体質だろう。

(5)『スタンドアップ』(2005)

世界初のセクハラ訴訟に焦点を当てた、見どころいっぱいの社会派映画。



(6)『スコルピオンの恋まじない』(2001)

ウディ・アレンの、女優の好みは「けっこう分かり易い。」

(7)『スノーホワイト』(2012)

『白雪姫』をベースにしたファンタジー。

じつに楽しそうに、邪悪な女王を演じていた。

(8)『マイティ・ジョー』(98)

SFの古典『猿人ジョー・ヤング』(49)の、良質なリメイク。

(9)『ヤング≒アダルト』(2011)

俊英ライトマンによる、洒脱なコメディ。

ゴーストライターを自然体で演じたセロン嬢に「見直した」という評も多く、このあたりで人気が加速した。

(10)『イーオン・フラックス』(2005)



セロン嬢のしなやかな肢体を拝むため「だけの」映画。





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明日のコラムは・・・

『にっぽん女優列伝(14)有村架純』
コメント (1)
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