67年12月10日生まれ・49歳。
横浜出身
公式サイト
中学生のころ、クラスのアンケートで、「好きな異性を挙げよ」みたいなのがあって。
もちろん匿名。
集計結果をホームルームで発表したのですが、自分以外は、なんと「好きな異性のタイプ」を挙げていました。
「やさしい」とか「スポーツが出来る」とか。
えっ。
そういうアンケートだったの?
自分だけ、「斎藤由貴」と、有森也実(ありもり・なりみ)さんと記していたんです。
当時は暗い肥満児だったので、自分は由貴ちゃん好きと公言していたわけではありませんでした。
だから「誰だよ、これ書いたの?」なんて話題になった・・・けれども、「アイツじゃね?」と疑われることはなかったのですが。
由貴ちゃんはともかく、有森さんは、本人には失礼な表現になりますが、「一時的に」好きになったに過ぎない女優さんでした、はっきりいって。
たぶん、『日清食品 中華そば「らうめん」』のCMの影響が大きかったのだと思います。
で、正直、現在の有森さんのことは「忘れかけていた」のです。
芸能界でも、それほど大きなポジションには位置していませんでしたよね?
それが今年、唐突に目立ち始めて驚きました。
映画『いぬむこいり』(2017)の熱演で、インディーズ好きのハートを掴んだのです。
<経歴>
10代なかばでファッション誌の専属モデルになり、芸能界へ。
映画俳優デビュー作は、86年の『星空のむこうの国』。
インディーズ・・・というか、ほとんど自主制作のような創りであり、映画制作への情熱が感じられる佳作だと思います。
自分も、「たまたま」観ることが出来た、、、だけなのですけれどね。
同年、山田洋次の『キネマの天地』(86)でヒロインを演じる。
山田版の『蒲田行進曲』(82)だったと思うのですが、少し弱い感じがしますかね。
『男はつらいよ 幸福の青い鳥』(86)、『夢の祭り』(89)、『226』(89)、『激動の1750日』(90)。
91年、フジテレビの人気ドラマ『東京ラブストーリー』に出演し、これで知名度がアップする。
ただこのあとの映画キャリアは、これといって特筆すべき作品がないのです。
『部屋とYシャツと私』(93)、
『小森生活向上クラブ』(2008)、『育子からの手紙』(2010)、『たとえば檸檬』(2012)、『赤々煉恋』(2013)、
『チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像』(2014)、『五つ星ツーリスト THE MOVIE 究極の京都旅、ご案内します!!』(2015)。
ねぇ、でしょう?
そこへきての・・・本年なのです。
『いぬむこいり』は、240分超の大長編。
「観るひとしか、観ない」、もっといえば「観るひとを選ぶ」映画ですが、創り手の覚悟を感じさせる力作です。
現時点で本作を観ている日本人は1%にも満たないと思いますが、観て損はない作品になっているかと。
若手への言及みたいな感じになってしまいますが・・・
これからのキャリアが、ひじょうに気になる女優さんになりました。
次回の女優列伝は、淡路恵子さんから。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『あたし待つわ』
横浜出身
公式サイト
中学生のころ、クラスのアンケートで、「好きな異性を挙げよ」みたいなのがあって。
もちろん匿名。
集計結果をホームルームで発表したのですが、自分以外は、なんと「好きな異性のタイプ」を挙げていました。
「やさしい」とか「スポーツが出来る」とか。
えっ。
そういうアンケートだったの?
自分だけ、「斎藤由貴」と、有森也実(ありもり・なりみ)さんと記していたんです。
当時は暗い肥満児だったので、自分は由貴ちゃん好きと公言していたわけではありませんでした。
だから「誰だよ、これ書いたの?」なんて話題になった・・・けれども、「アイツじゃね?」と疑われることはなかったのですが。
由貴ちゃんはともかく、有森さんは、本人には失礼な表現になりますが、「一時的に」好きになったに過ぎない女優さんでした、はっきりいって。
たぶん、『日清食品 中華そば「らうめん」』のCMの影響が大きかったのだと思います。
で、正直、現在の有森さんのことは「忘れかけていた」のです。
芸能界でも、それほど大きなポジションには位置していませんでしたよね?
それが今年、唐突に目立ち始めて驚きました。
映画『いぬむこいり』(2017)の熱演で、インディーズ好きのハートを掴んだのです。
<経歴>
10代なかばでファッション誌の専属モデルになり、芸能界へ。
映画俳優デビュー作は、86年の『星空のむこうの国』。
インディーズ・・・というか、ほとんど自主制作のような創りであり、映画制作への情熱が感じられる佳作だと思います。
自分も、「たまたま」観ることが出来た、、、だけなのですけれどね。
同年、山田洋次の『キネマの天地』(86)でヒロインを演じる。
山田版の『蒲田行進曲』(82)だったと思うのですが、少し弱い感じがしますかね。
『男はつらいよ 幸福の青い鳥』(86)、『夢の祭り』(89)、『226』(89)、『激動の1750日』(90)。
91年、フジテレビの人気ドラマ『東京ラブストーリー』に出演し、これで知名度がアップする。
ただこのあとの映画キャリアは、これといって特筆すべき作品がないのです。
『部屋とYシャツと私』(93)、
『小森生活向上クラブ』(2008)、『育子からの手紙』(2010)、『たとえば檸檬』(2012)、『赤々煉恋』(2013)、
『チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像』(2014)、『五つ星ツーリスト THE MOVIE 究極の京都旅、ご案内します!!』(2015)。
ねぇ、でしょう?
そこへきての・・・本年なのです。
『いぬむこいり』は、240分超の大長編。
「観るひとしか、観ない」、もっといえば「観るひとを選ぶ」映画ですが、創り手の覚悟を感じさせる力作です。
現時点で本作を観ている日本人は1%にも満たないと思いますが、観て損はない作品になっているかと。
若手への言及みたいな感じになってしまいますが・・・
これからのキャリアが、ひじょうに気になる女優さんになりました。
次回の女優列伝は、淡路恵子さんから。
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明日のコラムは・・・
『あたし待つわ』