~ニコール・キッドマンのキャリア10傑~
デビュー時と現在の評価が、これほどちがう女優さんも珍しいかもしれない。
そのくらい、出たてのころのニコールはイモっぽかった。
豪州出身の、イモねぃちゃんだった。
当時から美形だったのに、なぜかそそられなかった。
トム・クルーズと一緒になり、ふと気づいたら「化けて」いた。
エロス全開―自分の目指すべき方向に気づいて以降の彼女は、ほぼ無敵。
50歳になった現在も、MUTEKIのままなのだった。
(1)『誘う女』(95)
旦那を殺してもスポットライトを浴びたかった女の一代記。
こんなひとに迫られたら、誰だってホアキンくんのようになる。
だから彼は、ぜんぜん悪くない。
(2)『ドッグヴィル』(2003)
奇人トリアーによる、刺激的な実験映画。
彼女が演じるキャラクターが直面する問題は、やはり、彼女自身のエロスであった。
(3)『ペーパーボーイ 真夏の引力』(2012)
どうやら自分は、ニコールのビッチぶりを期待しているらしい。
(4)『めぐりあう時間たち』(2002)
ヴァージニア・ウルフを演じ、オスカー主演賞を受賞。
(5)『ムーラン・ルージュ』(2001)
楽しいミュージカル。
共演者にも恵まれ、また、バズ・ラーマン監督の「よい面だけ」が出た。
(6)『ピースメーカー』(97)
核弾頭をめぐるサスペンス。
批評面はイマイチだったと記憶するが、自分は充分楽しめた。
(7)『プラクティカル・マジック』(98)
サンドラ・ブロックと共演。
物語はなんてことないが、ふたりの魅力で最後までみせる。
(8)『LION/ライオン ~25年目のただいま~』(2016)
昔なら、メリル・ストリープあたりが演じていたキャラクターかもしれない。
ニコールも、円熟期に突入したということか。
(9)『ラビット・ホール』(2010)
交通事故で子どもを亡くした母親を静かに熱演。
(10)『アイズ ワイド シャット』(99)
キューブリックの遺作。
もっと過激な物語を期待していて、観た直後は失望したが、時間が経過すると、不思議な味わい深さを感じるようになった。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『にっぽん女優列伝(18)五十嵐淳子』
デビュー時と現在の評価が、これほどちがう女優さんも珍しいかもしれない。
そのくらい、出たてのころのニコールはイモっぽかった。
豪州出身の、イモねぃちゃんだった。
当時から美形だったのに、なぜかそそられなかった。
トム・クルーズと一緒になり、ふと気づいたら「化けて」いた。
エロス全開―自分の目指すべき方向に気づいて以降の彼女は、ほぼ無敵。
50歳になった現在も、MUTEKIのままなのだった。
(1)『誘う女』(95)
旦那を殺してもスポットライトを浴びたかった女の一代記。
こんなひとに迫られたら、誰だってホアキンくんのようになる。
だから彼は、ぜんぜん悪くない。
(2)『ドッグヴィル』(2003)
奇人トリアーによる、刺激的な実験映画。
彼女が演じるキャラクターが直面する問題は、やはり、彼女自身のエロスであった。
(3)『ペーパーボーイ 真夏の引力』(2012)
どうやら自分は、ニコールのビッチぶりを期待しているらしい。
(4)『めぐりあう時間たち』(2002)
ヴァージニア・ウルフを演じ、オスカー主演賞を受賞。
(5)『ムーラン・ルージュ』(2001)
楽しいミュージカル。
共演者にも恵まれ、また、バズ・ラーマン監督の「よい面だけ」が出た。
(6)『ピースメーカー』(97)
核弾頭をめぐるサスペンス。
批評面はイマイチだったと記憶するが、自分は充分楽しめた。
(7)『プラクティカル・マジック』(98)
サンドラ・ブロックと共演。
物語はなんてことないが、ふたりの魅力で最後までみせる。
(8)『LION/ライオン ~25年目のただいま~』(2016)
昔なら、メリル・ストリープあたりが演じていたキャラクターかもしれない。
ニコールも、円熟期に突入したということか。
(9)『ラビット・ホール』(2010)
交通事故で子どもを亡くした母親を静かに熱演。
(10)『アイズ ワイド シャット』(99)
キューブリックの遺作。
もっと過激な物語を期待していて、観た直後は失望したが、時間が経過すると、不思議な味わい深さを感じるようになった。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『にっぽん女優列伝(18)五十嵐淳子』